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ひじる日々(東京寺男日記) 脱原発! このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-12-26 はてなブログに移行します このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

2013-12-19 『日本「再仏教化」宣言!』やや詳しい書誌情報

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先日もお知らせした新刊、『日本「再仏教化」宣言!』のやや詳しい書誌情報Amazonなどに掲載されました。

こちらのブログにも転載いたします。12月27日発売なのでクリスマス商戦には間に合いませんが、お正月の読書リストに加えていただければ幸いです。

 

日本「再仏教化」宣言!

日本「再仏教化」宣言!

 

【内容紹介】

◆「初期仏教の教え」に基づき ◆

◆現代の問題をダイナミックに論じる◆

 

末木文美士氏 推薦!!

 

宮崎哲弥氏 推薦!!

この本を読むまで、あなたは

「ほんとうの仏教」のスガタを知らない。

 

廃仏毀釈以降、「脱仏教化」され続けてきた日本社会◆

◆――その残滓を乗り越えて、 ◆

仏教を背骨にした、日本人の新しい歴史を築く!! ◆

 

【「まえがき」より抜粋】

「再仏教化」とは、仏教を私たちの欲望に奉仕させることではありません。ブッダの教えを私たちの背骨として、規準として生きるということです。仏教をブヨブヨした俗情の塊を「飾る」アクセサリーとして用いるのではなく、あるいは文化ナショナリズムに淫する道具とすることなく、「日本人が広大な世界へと自らを“開いてゆく"窓、普遍への回路」として再インストールしてはどうか、という呼びかけです。

 

【本書の構成(※目次より)】

■第一部 日本を「再仏教化」する

◆I 初期仏教から見た震災と慰霊

●第一章 震災は「天罰」なのか? ――『大般涅槃経』から読み解く初期仏教の「地震」論

●第二章 初期仏教から見た震災と慰霊 ――日本仏教「再仏教化」への提言

◆II 『仏陀再誕』のない明るい世界

●第三章 弥勒(マイトレーヤ)を待ちわびて――仏陀再誕はあり得ない 1

●第四章 新興宗教からマンガまでを貫く心性とその出離――仏陀再誕はあり得ない 2

◆III 仏教言説の認知の歪み

●第五章 必ずや名を正さんか――『小乗仏教』批判の常識

●第六章 初期仏教への認知の歪みを正す――『小乗仏教』批判の常識 2

◆IV 菩薩仏教という魅惑の「空洞」

●第七章 ジャータカ物語を読んでみる――テーラワーダ仏教の「ほつれ目」 1

●第八章 菩薩―それは空洞――テーラワーダ仏教の「ほつれ目」 2

◆V 初期仏教と社会

●第九章 『セデック・バレ』と『戦士経』――「首狩り宗教」から魂を解き放つ

●第十章 「主権者」は誰か?――仏教徒の政治参加を考える

 

■第二部 パーリ三蔵読破への道

●第十一章 パーリ三蔵読破への道――パーリ経典の全体像を知る

●第十二章 仏弟子たちのダメダメ事件簿――知られざる律蔵の世界 1

●第十三章 律蔵に描かれたブッダサクセスストーリー――知られざる律蔵の世界 2

●第十四章 仏母の死――ゴータミー長老尼の死をうたいあげるアパダーナ(譬喩)

●第十五章 増支部経典を読んでみる――指折り数えて真理を学ぶ

 

■第三部 ブックガイド:「仏壇」に吹き込んだ新しい風

●第十六章 たかが仏教、されど仏教――日本人の思考のルーツを旅する八冊

●第十七章 「仏壇」に吹き込んだ新しい風――日本仏教に「原点回帰」を促すブックガイド

●第十八章 ウパーシカー仏教の誕生 ――在家女性信者のこれから

 

■エピローグ ブッダとの縁を再び結ぶ

●第十九章 山形での報恩講で話したこと「お釈迦様の念仏、私たちの念仏

 

【著者紹介】

佐藤 哲朗 (さとう・てつろう)

仏教活動家。1972(昭和47)年東京生まれ。東洋大学第二文学部印度哲学科卒。2003(平成15)年から日本テーラワーダ仏教協会事務局長。インターネットを通じた布教伝道、アルボムッレ・スマナサーラ長老の書籍編集などを担当。2007年に一時出家した際の僧名はナーギタ。単著『大アジア思想活劇』(サンガ)、共著『仏教人物の事典』(学研)『図説ブッダの道』(学研マーケティング)『総図解 よくわかる仏教』(新人物往来社)などがある。 @

 

生きとし生けるものが幸せでありますように

Sabbe sattā bhavantu sukhitattā

2013-12-16 新刊出します!『日本「再仏教化」宣言』

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日本「再仏教化」宣言!

日本「再仏教化」宣言!

ご無沙汰しております。

5年ぶりに『日本「再仏教化」宣言』という単著を出します。


「初期仏教」の教えに基づき現代の問題をダイナミックに論じる

末木文美士氏推薦!!

宮崎哲弥氏推薦!!

この本を読むまで、あなたは「ほんとうの仏教」のスガタを知らない。


廃仏毀釈以降、「脱仏教化」され続けてきた日本社会

――その残滓を乗り越えて、

仏教を背骨にした、日本人の新しい歴史を築く!


「再仏教化」とは、仏教を私たちの欲望に奉仕させることではありません。ブッダの教えを私たちの背骨として、規準として生きるということです。仏教をブヨブヨした俗情の塊を「飾る」アクセサリーとして用いるのではなく、あるいは文化ナショナリズムに淫する道具とすることなく、「日本人が広大な世界へと自らを”開いてゆく”窓、普遍への回路」として再インストールしてはどうか、という呼びかけです。(「まえがき」より)


第一部 日本を「再仏教化」する

 I 初期仏教から見た震災と慰霊

 II 「仏陀再誕」のない明るい世界

 III仏教言説の認知の歪み

 IV 菩薩仏教という魅惑の「空洞」

 V 初期仏教と社会

第二部 パーリ三蔵読破への道

第三部 ブックガイド:「仏壇」に吹き込んだ新しい風

(帯より)


生きとし生けるものが幸せでありますように

Sabbe sattā bhavantu sukhitattā

2012-12-28 サンガジャパンvol.12/春秋2013.1に寄稿・他

[][]サンガジャパンvol.12/春秋2013.1に寄稿・他 サンガジャパンvol.12/春秋2013.1に寄稿・他を含むブックマーク サンガジャパンvol.12/春秋2013.1に寄稿・他のブックマークコメント

 

ブログの方、ご無沙汰してます。TwitterやFBに引き篭っていて、久々に「外に出た」気分です。

 

気がつけば年の瀬。今年はスマナサーラ長老の単行本を新刊で10タイトル(全面改稿の文庫含む)出せました。他に文庫化・新書化が8タイトル、日本テーラワーダ仏教協会の機関誌が月刊で12冊&連載まとめの施本、季刊のサンガジャパン4冊、他にカレンダー企画やら雑誌企画やらと、昨年に比べても出版点数の多い年でした。あと、3月には阿佐ヶ谷ロフトA仏教書ナイトもやりましたね。そのへんのまとめもちゃんとしなければと思っていますが、今回は、寄稿の告知です。

 

季刊の仏教雑誌サンガジャパンvol.12に寄稿しました。「パーリ三蔵読破への道第12回 仏陀再誕はあり得ない―新興宗教から『聖☆お兄さん』までを貫く心性とその出離―」です。こちらのブログで断続的に論じた内容をブラッシュアップしました。他に前回の記事に関連してパーリ長部『梵網経』について補足と解説をしています。スマナサーラ長老の「瞑想による「無常=苦=無我」の観察」他読み応えある原稿がけっこう盛りだくさんなので、手にとっていただければ幸いです。

 

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それから、老舗の仏教系出版社、春秋社の月刊情報誌『春秋』2013.1号に書評ウパーシカー仏教の誕生ーー在家女性信者の誕生 この一冊!天野和公著『ブッダの娘たちへ』」を寄稿しました。4頁と長いのでそれなりに読みではあるでしょう。例によって我田引水の現代仏教論もかましておりますが……。仕事とはいえ、何日間も人妻のことを延々考え続けた割には、ずいぶん爽やかな文章になっていると思います。

ブッダの娘たちへ: 幸せを呼びさます「気づき」の仏教

ブッダの娘たちへ: 幸せを呼びさます「気づき」の仏教

春秋』はおっきな書店などで配布されているので、お買い物のついでにでもゲットしてください。職場のゴータミー精舎の玄関にも置いてあるのでご自由にお持ちください。あと天野和公さんの『ブッダの娘たちへ』はとてもいい本なのでぜひ、買って読んでください!

 

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

2012-10-18 【主張】お寺でハロウィンを

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パンプキンランタン(S)

パンプキンランタン(S)

最近、商店街の秋の集客のために無理やり祝われてる感がありありのハロウィン。西洋かぶれだ、商業主義だと腐す気持ちもわかりますが、ここはひとつ、仏教興隆のために活用してはいかがでしょうか?

 

ハロウィンといえば、欧米ですとお化け・精霊に扮した子供たちがイタズラ行脚をしたり、日本では山手線で仮装した阿呆外人が醜態を晒したりするものです(ファック!)が、これにはキリスト教文化で抑圧・迫害されてきた土着宗教の神々の鬱憤ばらしという側面があるわけです。

 

そこで、それらのお化け・精霊たちを済度しようと試みることは、仏教者役割だと思うのですよ。ついでに言えば、藁をも掴むようにハロウィンで集客しようと頑張ってる商店街の人々の願いをもすくい取るのは、門前を持つお寺さんの役割です。

 

そこで、お寺でハロウィン

 

具体的には、お寺で西洋お化けの帰敬式・授戒会をやればいいと思います。西洋でキリスト教に迫害され、やさぐれてしまったお化け・精霊たちを慰めるために、まず門前や商店街で子供たちに仮装行列の練りをさせます。

 

かぼちゃやら、魔女やら、そういう今時のかっこうでいいんです。それからですね、子供たちの仮装行列をお寺に招き入れて、本堂に集めます。それから三帰依(+五戒か十善戒)を授けて「イタズラものの私たちですが、これからはみほとけさまに帰依して、よい子(善神)になります。」と誓ってもらうのです。

 

その他、お楽しみ要素をプラスしてもいいでしょう。それで子供達の情操教育になります。ついてくるパパ・ママやジジババも大喜びですよ。

 

歴史的にみても、仏教は既存の文化とぶつからずに、仏教の文脈に取り込むことで世界中に拡がったのですから。キリスト教と切り離せないクリスマスと違って、ハロウィンには組織宗教的なバックグラウンドもありませんし、取り入れやすいと思います。

 

お寺さん&仏教関係の各位はぜひご一考を!

 

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

2012-10-04 「初期仏教から見た震災と慰霊」日本仏教「再仏教化」への提言

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サンガジャパン』Vol.11(2012Autumn) に、「初期仏教から見た震災と慰霊」――日本仏教「再仏教化」への提言 を寄稿しました。

 

去る七月一日、日本印度仏教学会の第63回学術大会パネル「震災仏教」に出席しました。昨年三月十一日から続く東日本大震災にまつわる末木文美士先生と私のネット上の論争を契機として実現したパネルです。そういう意味では、印仏学会史上でも異色の催しだったのではないかと思います。

 

パネルの概要については、コーディネーターをされた師茂樹先生の「パネル「震災と仏教」開催趣旨・問題提起」をお読み頂ければと存じます。

 

また、末木文美士先生の新刊『現代仏教論』新潮新書,2012 第一章「震災から仏教を考える」には論争の契機となった論考やパネル「震災仏教」における末木氏の発表要旨「震災から日本の仏教を考える」が収録されています。

 

現代仏教論 (新潮新書)

現代仏教論 (新潮新書)

  

当日は師茂樹先生、末木文美士、北條勝貴先生、石井公成先生(順不同)という錚々たるメンバーに混じって話をさせてもらいました。

 

サンガジャパン』Vol.11(2012Autumn) に掲載した拙稿は、当日の発表原稿に最低限加筆したものです。

  

パネルの全体から自分の発表だけ抜き出して全体を判断されるとよくないと思いますが、現代日本における仏教の語られ方の問題点について常日頃考えていることをまとめたものなので、ご寛恕いただければと存じます。

 

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

2012-09-05 読書メモ『仏教心理学キーワード事典』・他

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FBなどに書いたレビューをまとめました。

 

岡本俊浩『変わる人々 3.11後のソーシャル・アクション』フィルムアート

自身の震災体験、オタク冷笑主義と訣別した竹熊健太郎さんや反原発Twitterデモ主催のbcxxxさんへのインタビュー、福島被災地取材、熊本移住者たちの群像劇まで一気に読ませます。大きなうねりとなりつつある #紫陽花革命 前夜の空気感を記録した貴重な一冊だと思います。

 

石弘之+安田喜憲+湯浅赳男『環境と文明の世界史 人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ』洋泉社新書

2001年に出た濃厚な鼎談本。20万年という「環境史」が扱う歴史の途方もないスケール感は、原子力発電所放射性廃棄物という途方もない問題に直面する私たちが「正気を取り戻す」ためにちょうどいいかもしれません。その筋の人が細かいツッコミ入れたら『ふしぎなキリスト教』どころでは済まないのでは、と思わせる放談も。でもこういう大風呂敷トークは個人的に大好物なんです!

 

横山全雄『ブッディストという生き方 「仏教力」に学ぶ』(大法輪閣

著者はインドベンガル仏教会でテーラワーダ比丘として出家経験を持つ異色の僧侶(高野山真言宗)。スマナサーラ長老ともお知り合いだそうで、慈悲の冥想も紹介されています。内容は各地での法話記録、老舗の仏教系HPとして定評がある『ナマステ・ブッダ』の記事や雑誌掲載記事を元に構成。パーリ聖典にもとづく初期仏教の教えを身体に染み込ませつつ、日本伝統仏教の僧侶として人々の悩みや問いに誠実に寄り添う著者の姿が行間から窺えるような、清涼感ある上質な仏教入門エッセイ集です。

 

井上ウィマラ・葛西賢太・加藤博己 編『仏教心理学キーワード事典』(春秋社)

仏教心理学キーワード事典

仏教心理学キーワード事典

独自の心理学的分析や冥想修行の伝統を継承する仏教の叡智と、先端科学をも包み込む心理学の知見とを架橋する基本用語を集めた本邦初の事典です。ミャンマーで比丘出家された経験のある井上ウィマラ氏(高野山大学准教授)が手がけるテーラワーダ由来の事項が特に素晴らしい。とりわけ相応部upanisa-suttaを元に解説された「解脱への縁起」(p9)は白眉と思いました。欧米では現代心理学トレンドと関係が深い初期仏教テーラワーダ伝統の体系を中心に据えた構成は正解で、大乗仏教の概念や現代心理学の問題意識も、そこからの遠近感によって理解しやすくなっています。これから臨床・カウンセリング自己啓発など様々な現場で活用されると思います。

 

藤原辰史『カブラの冬 第一次世界大戦ドイツ飢饉と民』人文書院

「レクチャー第一次世界大戦を考える」シリーズの一冊。イギリスドイツに対する経済封鎖は、女性と子供を中心に76万人の餓死者を生んだ。やがてナチス政権の成立にも繋がる「食べものの恨み」を辿る異色の歴史研究書。「(第一次世界大戦中)イギリスが、(ドイツへの)封鎖による無差別の攻撃、しかも、あのケインズが激しく批判したように、良心の呵責を感じずに相手国の住民を攻撃できた感覚は、のちのナチスの「飢餓政策」からアウシュヴィッツまでをもつらぬく二〇世紀的な暴力感覚である。」掌編ですが、一読の価値あると思います。

 

ステファン・エセル『怒れ!憤れ!』日経BP

怒れ! 憤れ!

怒れ! 憤れ!

レジスタンス出身のフランス外交官のおじいちゃんが若者に向けてアジった演説。某エル・カンターレもびっくりの大活字ですが、カバー取り外すと新聞みたくなる装丁はおしゃれ! 複雑な世だけど人権踏みにじる連中に怒れ!でも非暴力主義で行こうと言ってます。こういうテキストを読むと、煩いジジイっちゅうと東京都知事みたいなのしか出てこないお仕着せ民主主義敗戦国日本と、レジスタンスで自由勝ち取ったフランスとの違いというか、それこそステレオタイプな羨ましさを感じてしまいますね……。

 

有馬 哲夫『原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史』新潮新書

原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書)

原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書)

ボダムくんこと正力松太郎(元読売新聞社主)がメディア使った洗脳工作などで米国から日本に原発を呼び込むまで一部始終。アメリカのスパイ云々よりも、正力のおのれの権勢欲に忠実な姿に読んでて頭クラクラしてきた。もはや昭和は特濃ソース。

 

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜