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とりあえず一日分。

"親切な隣人たち、町をかけまわる栗鼠、春夏秋冬にさまざまな彩をみせる山野。アメリカの、人口600人の小さな街、オハイオ州ガンビアで暮らした1年を描き、生きる静かな喜びに満ちた名作。"

"核物理学の開拓者、仁科芳雄。同時代を生きた人びとがつづるその足跡と20世紀科学史への重要証言。原子科学ことはじめ。1991年刊の新装版。"

"在日朝鮮人文学と日本語現代文学の金字塔を打ち立てた金石範の初めての作品集。第2巻では「途上」から「満月」に至る作品を収録。鬱屈した陰りと豊饒な夢幻に彩られた「在日」の歴史を描く。"

"5千年の韓国史を年表で整理。主要な史実に関しては、日誌や年報の形態で写真とともに詳細な説明を付け加える。テーマ別または事案別に年表も多様に示しただけでなく、韓国史を体系的に学習するのにも役立つ一冊。"

"三角寛は昭和初期にサンカの存在を世に知らしめた。サンカに関する情報を独占した彼は、昭和30年代にサンカの歴史の終結を宣言した。サンカ論の系譜をたどりながら、消えた漂泊民サンカ、三角寛という人物をめぐる謎に迫る。"

"約1300年の時空を超えて今に伝わる「正倉院の秘薬」、それが異彩の宝物「正倉院薬物」である。帳内薬物60種の解説をはじめ、これら当時の高貴薬をめぐる人間ドラマ、当時の医薬制度などを描く。"

"赤間神宮に所蔵される古典籍、それらに関連する資料、収蔵琵琶の解題を中心とする第一部と、壇之浦、赤間関、平家、平家物語の論考15編から成る論集。歴史、有職故実、文学にわたり、院政期から幕末までを論究する。"

"礼儀作法からファッション、料理、農工業や医薬などの専門知識まで生活万般のマニュアル本として近世近代の庶民の間でベストセラーとなった「重宝記」。これらの概説と分類、年表を収録した「重宝記ガイドブック」。"

"「日本奥地紀行」で著名な旅行家の、アジアをめぐる記録を集成。第2巻には、旅の実際、キリスト教伝道活動、極東報告などの作品を収録。"

"イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダの欧州5大国と“別館”アメリカのそれぞれの国民性を、ユーモアあふれる歴史的エピソードと観察で描き、各国の違いをパノラマのようにみせる。異人種理解の書。"

"戦後のパリの穴倉で、飲んで、踊って、愛し合う…。総勢500名にもおよぶ有名・無名の人物とともに、戦後のパリを彩ったサン=ジェルマン=デ=プレの狂躁の日々が甦る、胸踊りまくる時代の証言。写真・図版300点収載。"

"20組に1組は国際結婚の時代の中で「長い恋物語の関係」を続けてきた日本とフランス、なかでも日仏カップルという現象を切り口として、特に現代の日本女性が抱える問題、日本社会の現状、男女関係に見られる問題を考える。"

"メトロポリタン、MoMA、チェルシー…。画家と巡る「美術の課外授業」。ゴッホからロバート・ゴーバーまで、実際に作品と対話し、その読み解き方、楽しみ方を解説する。今までにない最高に贅沢な美術ガイド。"

  • オンライン書店ビーケーワン:アメリカ・ゴシック小説アメリカ・ゴシック小説 19世紀小説における想像力と理性』ドナルド・A.リンジ著、古宮照雄/谷岡朗/小沢健志/小泉和弘訳、松柏社、2005.9、ISBN:4775400878

"チャールズ・ロックデン・ブラウンにはじまり、ポオ、ホーソーンで頂点に達するアメリカ・ゴシック小説の発展の経緯と繁栄を、作品の緻密な「読み」によって描き出す。"

"犬のビルは毎日退屈しています。そんなビルがお散歩の途中、風に飛ばされて宇宙までひとっ飛び! そこにはビルがびっくりするくらい、退屈な宇宙人がいたのです…。退屈な犬となんにもしない宇宙人のへんてこなお話。"

  • オンライン書店ビーケーワン:123インドのかずのえほん 『123インドのかずのえほん(アジア・アフリカ絵本シリーズ)』アヌシュカ・ラビシャンカール/シリシュ・ラオ文、デュンガ・バイ絵、石津 ちひろ編、アートン、2005.10、ISBN:4861930189

"かぞえてあそぼういち、に、さん! 1ぴき2ひきとリズミカルな言葉にのって、登場する動物たち。インドの伝統的な民画で描かれたユニークでユーモラスな数字と英語の絵本。"

  • オンライン書店ビーケーワン:ワールドアイデンティティー 『ワールドアイデンティティー』Robert L.Peters著、ロックポートパブリッシャーズ編、グラフィック社、2005.10、ISBN:4766116356

"世界各国の文化を304点に及ぶ個性溢れたオリジナリティーで象徴するデザインアイテム満載。国旗、人口、地域、言語、GDP、簡単な歴史的背景など各国ごとに紹介。"

  • オンライン書店ビーケーワン:インテリアSuperリノベーション 『インテリアSuperリノベーション』浦一也編纂、グラフィック社、2005.10、ISBN:4766116305

"建築空間の価値は社会のニーズで変化する。デザインとマネジメントの両輪でインテリアをプランニングし、変化に対応する手法こそがリノベーションの真骨頂である。ホテルやオフィス、病院など、数多くの事例を収録した写真集。"

  • オンライン書店ビーケーワン:インテリア材料活用ハンドブック 『インテリア材料活用ハンドブック』ヘレン・バウアーズ著、鈴木宏子訳、産調出版、2005.9、ISBN:4882824469

"木材、紙、ペイント、石材等、インテリアに利用したい素材についてよく分かる実用的なハンドブック。素材を一つひとつ最大限に生かすために、その用途の向き不向きや、入手先、設置とメンテナンスの方法などを詳細に解説する。"

  • オンライン書店ビーケーワン:スカジャン 『スカジャン(エイムック)Suka』〓出版社、2005.11、ISBN:4777904253

"戦後の日本人が逞しく生きたことの証となる重要な洋服「スカジャン」。スカジャンの誕生秘話、ヴィンテージスーベニアジャケットコレクション、ヴィンテージに見るファスナー図鑑等を掲載。"

  • オンライン書店ビーケーワン:刺青(いれずみ)墨譜 『刺青(いれずみ)墨譜 なぜ刺青と生きるか』斎藤卓志著、春風社、2005.10、ISBN:4861100534

"刺青に魅せられた著者が、丹念な聞き書きにより刺青の存在論的意義を明らかにする。現代の刺青と、習俗としてあった刺青の体験値を突き合わせた、ユニークな文化史論集。"

  • オンライン書店ビーケーワン:書 『書(日本の美術)戦後六十年の軌跡』田宮文平監修、田宮文平ほか執筆、美術年鑑社、2005.10、ISBN:4892101648

"戦後書壇を再興した巨匠から、最先端を行く新鋭まで、「現代の書」の全貌を解き明かす1800点の図版と論考を収録。戦後の書名作選や、戦後の書家団体、展覧会の変遷、近現代書家人脈系図などの資料も満載。"

"欧米文明の世界化が引き起こしている混迷と、日本社会の道義的退廃と人心の荒廃とに対して、その現状を救うべく「文化」としての神道の大切さを説く。1998年刊の「誰でもの神道」の続編。"

2巻も出てます。

"道徳や規範、イデオロギーから限りなく遠ざかることで社会の原点に立ち返る。不確定性に満ち、ときに暴力が噴出する世界から秩序が生まれる瞬間をとらえる−。詐欺の分析を通じて、社会を成立させる原理を考える。"

  • オンライン書店ビーケーワン:インタビュー調査への招待 『インタビュー調査への招待(Sekaishiso seminar)』河西宏祐著、世界思想社、2005.10、ISBN:4790711498

"社会調査教育、とくにインタビュー調査教育について、著者の模索の経験を私記的に記す。アポの取り方、面談の作法、テープ起こしから論集作成まで、社会調査を学び、教えるための秘訣を紙上公開。"

"連続殺人犯には共通する脳のパターンがあるのではないか…。法精神分析医として80人以上もの連続殺人犯と面接、プロファイリングを行ってきた著者が明かす驚愕の真実。全米騒然のノンフィクション。"

"ウヨクは軽い? ウヨクは正しい? 軽いは正しい? 獄中から死の直前まで書き継いだ、革命と夢が交叉する狂騒の80年代を描いた青春群像。"

"戦後60年。日本のカラクリを追いつづけた著者の金字塔。文明はセックスを変えたのか? 第5巻には、生命や性に関する論考3編を収録。著者による書き下ろし解説を付す。"

  • オンライン書店ビーケーワン:女の子って、どうして傷つけあうの? 『女の子って、どうして傷つけあうの? 娘を守るために親ができること』ロザリンド・ワイズマン著、小林紀子/難波美帆訳、日本評論社、2005.10、ISBN:453558429X

"「仲良しグループの友達に突然いじめられるようになった」「突然無視されるようになった。原因がわからない」 女の子特有のいじめに対して、母親の対処法を具体的にわかりやすく示す。思春期を親子で乗り切るための手引書。"

  • オンライン書店ビーケーワン:人工臓器で幸せですか? 『人工臓器で幸せですか?(ヒューマンサイエンスシリーズ)』梅津光生編著、コロナ社、2005.10、ISBN:4339078395

"人工臓器による治療を受けた人やその家族の声から、発病、治療法の選択、手術・術後の経過を通しての不安や喜びなどの心の変遷に加え、実際に開発・治療をしてきたエンジニアや医者の考えをインタビュー形式で収録。"

  • オンライン書店ビーケーワン:歩いて治すひざの痛み 『歩いて治すひざの痛み(健康ライブラリー)イラスト版』黒沢尚著、講談社、2005.10、ISBN:4062593491

"変形性ひざ関節症は歩けば治ることが医学的に実証された。その人の痛みに応じたウォーキング療法を中心に、病院や薬とのつき合い方まで名医が詳しく解説した決定版。"

"実際にスポーツをする選手やそれを身近で支える人のための栄養食BOOK。こんな時はコレを食べるという目的別にコンビニ食や外食の選び方を解説。さらにプロスポーツ選手の食事内容や栄養素の吸収を高めるコツなどを紹介。"

"大好きな音楽をもっといい音で聴きたい。だけどオーディオマニアにはなりたくない。そんなあなたにぴったりの機器とは? クラシックの代表的作曲家と作品から探るオーディオガイド。『クラシックジャーナル』連載に加筆訂正。"

仕事、法律、お金、自己啓発

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  • オンライン書店ビーケーワン:ポスト「万博、空港」を考える 『ポスト「万博、空港」を考える 中部の識者が語る』中部経営情報化協会編、唯学書房、2005.10、ISBN:4902225182

"今、全国で最も活気ある地域の中部。それを支えてきた愛・地球博中部国際空港の次をどうするのか? その疑問に対する中部の識者が、各専門の立場から語る。"

"417万人ともいわれるフリーターのための法律知識の本。求人から、賃金、労働時間と休暇、解雇と退職、急増する派遣労働、社会保険と税金、トラブル解決法、相談窓口まで、労働問題に詳しい弁護士がわかりやすく教える。"

"「労務管理」「人材開発論」「モチベーションとリーダーシップ」の3部構成で、人的資源管理に関する理論のポイントをわかりやすく解説するとともに、能力・意欲を高める具体的な方法を示す。"

"これまでの株主代表訴訟に関する判例を整理し、平成17年6月現在判明している166件を収録。平成13年以降の商法改正の内容を反映し、新会社法における「責任追及の訴え」の概要についても説明を追加する。"

"弁護活動にとって不可欠な、被疑者・被告人との自由な接見への妨害。拘置所での証拠ビデオ再生拒否に対する国家賠償訴訟の第一審判決に対して、国が控訴した控訴審の裁判記録。"

"ネット社会の発展とともに利便性と危険性を増すクレジットカード。情報が流出する背景としくみ、その防犯術を第一人者が渾身解説。キャッシュカードやおサイフケータイの留意点も扱う。"

帰京後のとりあえず

「さわりたくて...がまんしたぜえ」という台詞があって(雁須磨子いちごが好きでもあかならとまれ。 (バーズコミックス ルチルコレクション)』)、3日ぶりの帰京ともなればこういう台詞の一つや二つ、誰かに囁く機会があってもよさそうなものだが、対象はおうちのキーボード以外なかったりするのであった。

昨夜帰宅後、スガシカオNight Storiesを聴きながら、久しぶりのアンテナチェック。

私のアンテナの中の人で唯一、F1鈴鹿GPに出かけられたid:mekpsyさんの日記にコメント。

id:kebabtaroさんのところでは、なんだか物悲しくてあまい気配が。どんな美しい言葉のやり取りがあったのでしょう。しかし「一体、何があったんですか!」とは、下品すぎて書き込みできないので、ここに。

id:xxxx0000さん、もう書いてくれないのかなあ。はてなはもう、避難や休憩の場所にはならないってことなのかなあ。うるさくしちゃったかなあ。あと半年、どんな形であれ、受験期を生き延びてくださいね。

大森望さん、心筋梗塞だなんて怖すぎる(http://www.ltokyo.com/ohmori/)。『現代SF1500冊 回天編 1996〜2005』を見舞い代わりに買ってくださいとのことなので、素直に買うことにします。

もう一つ

TBをいくつかいただいていたことは旅先で知っていたけれど、帰ってからちゃんと見ようということで、現在各所巡回中。

当方の書いたことに対してではなく、コメント欄についた他の方のコメントに対するTB(だと思われる)なので、どうお返事すればよいのかもよくわからなかったのだが(「実はあのとき怪しいなと思ってたんですよ」と後になってから言う間抜けさもあるし)、簡単に書いておくと、08/14の「みい」さんのコメントと08/17の「M&K」さんのコメントのアクセスログのホスト名が同一だった上に、その点について全く言及がなかったので、何もしないことにした次第。

コメントが「一方的」であることも、「匿名」「捨てハンドル」であることも、場合によっては気にならない。作家さんが一方的に自作を宣伝して行かれたときは、「自分の本がかわいいんだなあ」と悪くは思わなかったし(コメントをいただいたこと自体は嬉しかった)、「ちょっと寄ったので書いてみました」という知らない方の書き込みも嬉しい。

逆に「あなたがどういう人なのか、きちんと公表してください」という場合もあって、それがどういう場合かはちゃんと定義できないけれど、「きちんと公表する」ことについてはgachapinfanさんのところでまとめが出た。

以下、孫引きになってしまうけれど、簡潔なので、こちらから引用しておきます。

なので教訓としては、他人のブログのコメント欄で匿名のまま対象を絶賛しないことだと思った(目的と逆方向に作用しちゃう)。絶賛と叩きが匿名を駆使していろんな場所で散見されると、確実に自作自演を疑われる。あとこの場合で言う匿名とは「長期間同じハンドルで活動」していないことを言ってます。

既存メディアで活躍してない人がブログ上で信頼が得られるのは、長期間の同名での活動のみです。

そう、そして、長期間の同名での活動は、顔を隠したつもりでも、書き手がどういう人かを表してしまうのが困ったものだ。「あ、こんなものが。なんで捨ててないの」ってのが発掘されてしまうし。

gachapinfanさんのまとめは、

ということで、今回得られた教訓。
1. 本当に自分が感銘をうけた本であっても、「匿名」で絶賛するのはサクラだと思われることがあるので気をつけよう。
2. 固定HNで絶賛するときも、「こんなウザいやつが誉めるような本だったら要らない」と思われないようにしよう。
3. 本や著者への嫌がらせをたくらむ場合には、前二項をふまえて陰謀を練ろう。

自分が上げているのは本の基本的な情報にすぎないのだから、何にも巻き込まれるはずはない、なんて安心してると大間違いで、真っ先に(なぜなら「新刊memo」だから)巻き込まれる可能性があることをよく覚えておこう。