1 〔日本語の独自用法で〕独断で組織などを動かす人。
「―首相」「―社長」
吉田茂は「ワンマン宰相」(又は単に「ワンマン」)と呼ばれた。
2 「ひとりの」「ひとりで」などの意で、他の語と複合して用いる。
列車、バスの「ワンマン」は、車掌が乗務せず、本来は車掌が行う発車時の安全確認や運賃の受け取りも運転手が行うことを言う。今日ではバスはワンマンが普通となっており、列車も利用者の少ない線区や時間帯ではワンマン化されている。→ワンマン運転
「ワンマンライブ」は、他のアーティストを交えず、1組だけでライブを行うこと。単に「ワンマン」とも言う。対義語は「対バン」「対バンライブ」。