後古典期後期(1200年~16世紀)のマム・マヤ人の主都。グアテマラ共和国ウェウェテナンゴ県に位置するサクレウ遺跡がその跡地とされる。遺跡名はマム・マヤ語で「白い土地」を意味する。 サクレウ遺跡 スペイン人との戦い 参考文献 サクレウ遺跡 サクレウ遺跡は、海抜約1,880メートルの高地にあり、グリハルバ川の支流セレグア川の高さ20メートルほどの河岸段丘という天然の要害に立地する。都市の三方は川に囲まれており、北側は石塁で防御されていた。 その歴史は古く、古典期前期(250年~600年)には居住が開始されていたとみられる。後古典期後期には8つの公共広場があり、その周りに40基を超す建造物が配置さ…