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2017-02-21 宗教アニメ「金光さま とりつぎ物語」

金光教アニメ「金光さま とりつぎ物語」がなかなか面白かった。

一目みて、これはレベルが高いと感じさせられるものだった。

例えばDVDパッケージ。躍動感がある。

http://www.konkozaidan.jp/kyotosya/books/data_books/t1268789787/

パッケージの写真は上のリンクから見れるが、一枚絵として面白さがあると感じた。

レイアウトがしまっている感じがする。本編も同様で観ていて目が離せない。

本編も面白い。

第一話の「よい心」。

少女が金光様に相談事を行う。

相談を経て少女の心の在り方が変わるのだが、

その変化の様子が言葉で説明的に語られるのではなく、

キャラクターの動作で描写されているのが良い。

同ポジションが効果的に使われている。

例えば金光様の部屋にやって来る少女の描写。

相談前は草履を脱ぎっぱなしで心の乱れが表現されているが、相談後には自分で草履を整える。

こういう細かい描写を積み重ねて、

金光様の影響を描いている。

第一話と第二話のつなぎ方も凝っている。

第一話の少女の悩みが解消された瞬間に第二話の悩みを持つ人物の登場を重ねている。

第二話も、病弱な妻の部屋の薄暗い描写が陰鬱な印象を持たせているが、それが朝日の描写から回復に向かう。こういう丁寧な描写が観ていて楽しい。

非常に良い演出であると感じた。

これを担当している監督は、キャリアのある人物なのではないだろうかと思える。

しかし、ひらがな表示でクレジットされている演出家の名前と同姓同名の人物は確認できるが、本人かどうか確かめる事はできなかった。

2017-01-20 宗教アニメ「アニメでふれるしんらんさまの問いかけ」

今回は東本願寺出版(真宗大谷派)のアニメアニメでふれるしんらんさまの問いかけ」。

ざっくり言うと少年少女の困りごとを、しんらんさまの教えで解決するという内容のアニメ

10分のアニメがDVDに12話入っている。

アニメの製作者がそれぞれ違うのか、

絵柄が違い、それぞれ味がある。

毎月の子供会などで見せる事を想定して12話あるのだそうだ。

2017-01-16 [宗教アニメ]七高僧ものがたり9

今日は宗教アニメの感想です。

真宗大谷派アニメ七高僧ものがたり 歴史を貫く願い」。

その第九話 法然上人、の回(前編)。

親鸞が称えた7人の高僧と聖徳太子を紹介するアニメシリーズです。

絵物語といった方がふさわしい。

戦乱で父を亡くす幼い法然。兵士に殺された恨みを晴らさずこの世の理を明かすように父は言い残して死ぬ。

15歳になり比叡山延暦寺に入り勉強する法然

延暦寺から黒谷・青龍寺に入る。

報恩蔵にある一切経を読みふける青年期の法然。5048巻のお経である。

シンくんによれば、

一切経はお釈迦さま以来の教えを集めたものだそうだ。

それを法然は5回も繰り返し読んだという。

43歳にして中国善導大師の言葉に出会い念仏の大事さを知る。それに影響され、東山吉水にて念仏の教えを広める。

しかし、他の高僧に念仏の教えに反論されることに。

後半につづく。

「称名は必ずうまるることを得 仏の本願に依るがゆえに」(選択集)

2017-01-15 [宗教アニメ]七高僧ものがたり8

今日は宗教アニメの感想です。

真宗大谷派アニメ七高僧ものがたり 歴史を貫く願い」。

その第八話 源信僧都、の回。

親鸞が称えた7人の高僧と聖徳太子を紹介するアニメシリーズです。

絵物語といった方がふさわしいかも。

ついに日本の高僧に話が移ります。

最初に源信は母から叱りの便りを受け取る。そして末法の世に人々を救おうと決心するシーンから始まる。

平安時代の中頃奈良県に生まれた源信は賢い子供で比叡山で学ぶことになる。延暦寺で秀才ぶりを発揮。出世にとりつかれ朝廷で講義したりする。しかし、お礼の品を母に送って喜んでもらおうとするが逆に叱られるのが序盤につながるのだ。

反省した源信は「往生要集」を著す。

途中で描かれる地獄の様子から欣求浄土の教えを解説。

往生要集のうわさを聞いた民衆が源信の元を訪れる。

「それ往生極楽の教行は、濁世末代の目足なり。」(往生要集)

2017-01-14 [宗教アニメ]七高僧ものがたり7

今日は宗教アニメの感想です。

真宗大谷派アニメ七高僧ものがたり 歴史を貫く願い」。

その第七話 善導大師、の回(後編)。

親鸞が称えた7人の高僧と聖徳太子を紹介するアニメシリーズです。

絵物語といった方がふさわしいかも。

いよいよ後半に突入。

念仏こそ真の教えだと確信する善導。33歳になり教えを伝えるために長安に行く。

そして善導は町人たちに人間としての在り方を説く。

念仏は道を開いてくれることを説明するために「二河白道」のたとえ話をする。

「世世に善導いでたまい法照小康としめしつつ功徳臓を開きてぞ諸仏の本意とげたもう」(善導和讃

ここまで「七高僧ものがたり」を見てきて思うのは、アニメが簡単に作れる事になったという現在の状況である。

もっとアニメアニメした宗教アニメが観たいとも思う。