[英] Gross Domestic Product (略称:GDP) 国内総生産とは、一定期間に国内でつくり出されたモノやサービスの付加価値の合計額。 景気動向や経済規模をみる代表的な指標で、日本では内閣府が3カ月ごとに公表している。個人消費や企業の設備投資、公共投資などの「内需」と、輸出から輸入を差し引いた「外需」で構成される。物価変動の影響を除いた実質GDPと、景気実感に近い名目GDPがあり、これらの増減率が経済成長率と呼ばれる。
昨日から、webニュースのビジネス面では、『日本のGDPがドイツに抜かれ世界4位に』の見出しで様々にこのことが配信されている。以前から言われていたことではあるが、とうとうGDP国内総生産(2023年)がドイツに抜かれ世界第4位に転落することが確実となってしまった。これまでは1位アメリカ、2位中国、そして3位に日本が続いていたが、4位のドイツに抜かれ、3位と4位が逆転してしまった。更に今後日本は、5位のインドにも抜かれるであろうと言われている。 順位的な危機感はもちろん募るが、GDPは量で判断したもので生活水準とイコールではない。人口の多い中国やインドが上位にくるのもある意味理解できる。もちろん…
昨夜のwebニュース「テレ朝news」で興味深い記事がアップされていた。 『人口半減でも豊かな社会は実現可能?「日本4.0」ってなんだ』のタイトル。 この記事の冒頭で、なんと『日本のGDP(国内総生産)がドイツに抜かれて世界4位に後退する見通しであることが分かりました』と書いてあるではないか。そして、『世界第4位、この国は一体どこまで落ちていくのでしょう』と続いている。 GDPとは、「Gross Domestic Product」の略で、「国内総生産」のことを指す。一定期間内に国内で産出された「付加価値の総額」で、国の経済活動状況を示す。ここでいう付加価値とは、サービスや商品などを販売したとき…
❝アーカイブス2022.2.7各報道機関が伝える。コロナ経済対策、総額293兆円 GDPの54%、主要国最高❞ 2022年02月07日 ❝新型コロナ対応の経済対策 内閣府は7日発表した日本経済に関する報告書で、新型コロナウイルス感染拡大を受けて政府が実施した経済対策の事業規模が総額約293兆円に上るとの集計結果を示した。国の経済規模を示す国内総生産(GDP)の54%に相当し、日米欧の主要国で最高だった。一方、2021年7~9月期までの景気回復状況を見ると、日本は欧米や中国より遅れていると指摘した。国の経済規模を示す国内総生産(GDP)の54%に相当し、日米欧の主要国で最高だった。一方、2021…
内閣府が今月15日に発表した2023年4~6月期の実質国内総生産速報値は、前期比1.5%増、年率換算で6.0%増でした。テレビのニュース速報でも流れたそうな。 年率の寄与度では外需が7.2ポイント、内需が1.2ポイントと国内消費は恢復していない模様。日本経済新聞に依れば、外需の内、輸出は前期比3.2%と2四半期ぶりのプラスとなったそうですが。そうですか。本當にそうですか。 根が疑り深いだんなは、日本貿易振興機構の「日本の貿易動向」から数字を拾ってみました。以下概略です。 2022年4-6月期対世界輸出額 1,907億ドル 2023年4-6月期対世界輸出額 1,738億ドル(▲8.9%)※対前年…
内閣府の本日の発表によりますと、2023年4~6月期の実質GDPの成長率は、年率6%増(1.5%増)と、3四半期連続のプラスとなりました。 内訳として、個人消費を中心とした内需はマイナス0.3%と低調だったものの、自動車を中心に財貨・サービスの純輸出(輸出-輸入)がプラス1.8%となり、市場予想を大きく上回ることとなりました。 www.bloomberg.co.jp 輸出の増加は、日本の良さが世界で認められるということですので、好転された状況が維持されることを期待したいです。
ジャーディン・フレミングの法則(Jarden-Fleming's Law)は、経済学の分野で用いられる法則の一つです。この法則は、国内総生産(GDP)の成長率と貿易収支の関係を示しています。 ジャーディン・フレミングの法則によれば、一定期間内に国内総生産の成長率が上昇すると、通常は貿易収支が悪化します。つまり、経済が成長し需要が増加すると、輸入が増加し輸出超過が縮小する傾向があるとされています。これは、国内需要が国内生産量を上回り、外国からの輸入が増えるためです。 ジャーディン・フレミングの法則は、国内総生産の成長率と貿易収支のトレードオフ関係を示しており、通常は国内経済政策の調整に関連して議…
7〜9月の四半期の実質GDPは前期比▲0.3%(年率換算▲1.2%)とマイナス成長となりました。名目GDPは前期比▲0.5%(年率換算▲2.0%)でした。 https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sokuhou/sokuhou_top.html なお、名目GDPとは物価変動を含めたGDP、実質GDPとは物価変動の影響を加味しないものとなります。今回対象となっている時期は昨年度に対してインフレ、物価上昇している期間となりますので、名目の方がマイナス幅が大きいことになります。以降、実質GDPについて見ていきます。 GDPの寄与度について見ていくと、国内需要が0.4%増に…
信用創造額 GDP、GNP、NNP、NI GNPとGDP 国民所得(NI) 経済成長率 経済成長率の計算式 実質経済成長率の求め方 秘密の・・・「実質」経済成長率の簡略計算方法 経済成長率の計算問題 問題 解答(1)名目GDP 解答(2)実質GDP 信用創造額 預金準備率を10%で、100預かった場合の信用創造額100/0.1 - 100 = 900 ※最初の預金額100を控除する理由信用「創造」は、新たに創造された額だから、最初の預金額は含まない。 ※預金準備率と信用創造預金準備率 20% :500-100=400 → 信用創造は少ない預金準備率 5% :2000-100=1900 → 信用…
1989年末に日経平均株価が、3万8,915円の史上最高値をつけてから32年が過ぎました。 世界の主要株で構成する、モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)指数は、この間5倍以上になりました。 昨年は世界中で株価の最高値が続出しましたが、日経平均は高値の8割以下です。 当時がバブルだったことを差し引いても、これだけ長い間、高値を更新できないのは異例です。 日本株の低迷は、世界経済における日本の存在感が、薄くなったことに他なりません。 日本の国内総生産(GDP)が世界に占める割合は、1994年の約18%をピークに、2018年以降は6%を下回っています。 1989年には、世界…
GDPの記事を読んでも 私は昔、日本経済研究センターに1年出向しており、経済予測に携わっていました。 銀行に戻ると調査部という部署に配属され、そこで3年弱の間、調査月報に景気動向を執筆していました。 40年くらい前の話ではありますが、景気やGDPについては相応の知識があるつもりです。 このブログを読んでいただいている方にはあまり興味のない分野かもしれませんが、多少なりともお付き合いいただければ幸いです。 今週、2021年4~6月期のGDP速報が公表されました。 www.nikkei.com www3.nhk.or.jp GDPは景気の基礎資料で。最も重要な経済データです。 ただ、GDP速報を伝…
メキシコペソや豪ドルなど投資家にとって魅力的な通貨の最新状況について、これまでの動向や注目ポイントについて解説します。 作成日時 :2024年4月26日15時25分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也X(Twitter)@KandaTakuya メキシコペソ/円チャート(日足) ※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照 先週のメキシコペソ/円は前週末の急落から持ち直す展開 19日に中東情勢の悪化を懸念した売りで一時8.50円割れの水準まで下落したメキシコペソ/円は、今週24日には9.159円前後まで持ち直しました。イスラエルとイラ…
出会いと思い出 愛することは理解すること 理解することは愛すること 認める心 信じる心 支える心 育てよう 健全育成 愛のスコール ようこそ完全愛情物語へ 安寧愛情物語より 愉快愛情物語と共に 貫く愛心愛情物語 愛好愛情物語を込めて 寄り添う愛嬌愛情物語 ときめく恋愛愛情物語 励まし合う愛 崇高な童心愛情物語 満ちる愛想愛情物語 愛の塊=自然笑顔=笑顔満開 夢体系 水産学磨きをする=農芸化学磨きをする=生命科学磨きをする=児童学磨きをする 経済学磨きをする=音楽磨きをする=商学磨きをする=幼稚園課程磨きをする 教育学磨きをする=地理学磨きをする=国際関係学磨きをする=小学校課程磨きをする 業界…
【America First Report】マイケル・スナイダー 2024年4月26日 経済崩壊ブログ https://americafirstreport.com/is-something-starting-to-break-stocks-plummet-and-bonds-go-nuts-as-economic-data-disappoints/金融市場はトラブルに向かっているのか? 4月25日(木曜日)、さらに悪い経済指標が発表され、ウォール街はパニックに陥った。 しかし正直なところ、なぜ金融市場があれほど驚いた反応を示したのか、私には理解できない。 前代未聞の政府支出によって支えられて…
今週の重要指標と騰落率についてまとめました。 スポット購入の参考になれば幸いです。 チャートはすべてTradingviewを使用しています。 騰落率は週足で見てます※コメントは個人の見解ですのでご注意ください 各国政策金利まとめ 主要各国政策金利 FOMC2024年3月のドットチャートと利上げ見通し 今週の重要指標とイベント 米PMI(購買担当者指数) 米実質GDP 米PCEデフレータ(個人消費支出) 今週の主要株価指数の騰落率 日本の株式指数 アメリカの株価指数 先進国の株価指数 新興国の株価指数 米ドル円 その他指数の動向 VIX指数など 債券利回り コモディティ(商品) エネルギー 貴金…
GDP(国内総生産) 雇用統計 インフレ率(消費者価格指数、CPI) まとめ FXトレーディングにおいて経済指標は、通貨価値の変動を予測するための重要な手がかりです。 経済指標の発表は市場に大きな影響を与えることが多く、これを理解し解釈する方法を知ることは、トレーダーとしての成功に不可欠です。 この記事では、主要な経済指標とそのFXトレーディングへの影響を解説し、効果的な読み方を紹介します。 GDP(国内総生産) GDPは、国の経済成長率を示す最も重要な指標の一つです。 GDPが予想を上回ると、その国の通貨が価値を増す可能性があります。 アメリカの四半期GDPが予想を大幅に上回った場合、USD…
木原稔防衛相は26日の記者会見で、2024年度の防衛費と防衛力強化関連経費の合計額が約8兆9000億円に上り、国家安全保障戦略が策定された22年度の国内総生産(GDP)比で約1.6%になったと明らかにした。同戦略では、27年度に欧米主要国並みの2%に増やす方針。防衛増税の実施時期を先送りして財源のめどが立たない中、規模ありきで防衛関連費の膨張が続く。 ◆1兆円、他省庁分も補完 政府は従来、防衛省の予算だけを防衛費としていたが、防衛力の抜本強化を掲げた22年度の国家安保戦略で国際比較できる指標をつくるため、海上保安庁や公共インフラ整備費などを含める新たな防衛予算の定義を設けた。加盟国に2%以上を…
#北米 #国際2024/4/27 5:36 (2024/4/27 6:21 更新) 【NQNニューヨーク=稲場三奈】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比153ドル86セント(0.40%)高の3万8239ドル66セントで終えた。前日夕に発表した四半期決算が市場予想を上回ったマイクロソフトとアルファベットに買いが入り、投資家心理の支えとなった。 マイクロソフトが1.8%高で終えた。25日夕に発表した2024年1〜3月期決算はクラウドや人工知能(AI)関連事業が好調で増収増益だった。アナリストから目標株価の引き上げも相次ぎ、好業績を評価した買いが集まった。一時は上昇率が…
【米から日本への脅迫状「年次改革要望書」】「日本を真の軍事大国に」田中角栄の予言が的中。日本を狂わせた“安倍政権の犬”が作る「戦争国家」ニッポン~アーミテージ氏「日本の防衛費倍増を」~ ■田中角栄の予言が的中。日本を狂わせた“安倍政権の犬”が作る「戦争国家」ニッポン まぐまぐニュース 2023.05.10 https://www.mag2.com/p/news/575234 ~~~ ・現実となる田中角栄の危惧。日本を軍事国家にする戦争を知らない議員 5月3日は憲法記念日でしたが、日本は今、国の形を大きく変えつつあります。 しかし、果たしてどれだけの人がそのことに切実な危機意識を感じて向き合って…
◆ドル円、FOMCで利下げ時期や利上げの可能性に関する協議に注目 ◆4月米雇用統計、本邦通貨当局の円買い介入の可能性や中東の地政学リスクにも注意 ◆ユーロドル、ユーロ圏4月CPI速報値や1-3月期GDP速報値に注目 予想レンジ ドル円 153.00-158.00円 ユーロドル 1.0400-1.0900ドル 4月29日週の展望 ドル円は、30日-5月1日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利据え置きが見込まれており、利下げ開始時期やタカ派メンバーによる利上げ主張に関する協議に注目することになる。また、量的金融緩和政策(QE)による月950億ドルの資産売却の終了時期に関する協議…
かなり挑発的なタイトルになってしまったが、このところ流行の数量経済史に覚える違和感の一端をド素人ながら考えてみた。 主食など生活必需品の需要曲線は価格弾力性が低く、傾きが急な右下がりの曲線となる。なぜなら人間は価格が下がるまで霞を食べながら「私待つわ、いつまでも待つわ」などとあみんのような悠長なことを言ってはいられないからだ。一方で価格の下落を待てる一般商品の需要曲線の傾きはゆるやかである。他方の供給量は1年ごとに作況が決まるので定数となり垂直な直線で表される。これを図示すると図1、2のようになる。 Fig.1 主食など生活必需品の需給均衡点(1石あたりの米の価格を例にした場合) 人口は一定と…
FXニュース:日銀が金利据え置きを決定 FXニュース:日銀が金利据え置きを決定 参照元 URL 東西FXニュース – 2024年4月26日 文/八木 – 東西FXリサーチチーム 主な点: 米欧英豪主要通貨円安続伸 米四半期GDP成長率は減速 米四半期コアPCEは上振れ 米PCEデフレーターを控え 米労働指標も市場予想以上 米長期金利一時4.73%台 日銀国債オペ減額明言せず 当面は緩和的金融環境継続 日経平均株価が大幅に反発 ドル円156円台で介入警戒 今日2024年4月26日金曜日の日本の東京外国為替市場の9時頃から17時頃までの対ドル円相場の為替レートは、円の高値でドルの安値の155円41…
欧米市場オープニングコメント 「ドル・円は伸び悩みか、米インフレ高止まりも日本の為替介入に警戒」 26日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米コアPCE価格指数が強い内容なら引き締め的な米金融政策の継続を見込んだドル買いが先行。ただ、ドルの上昇ペースが急激なら日本の為替介入の可能性が一段と高まりそうだ。 25日発表された米1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率で減速したほか、消費の減退が示された。同時に物価上昇圧力も鮮明になり、引き締め的な金融政策への思惑からドル高基調に。ユーロ・ドルは1.0670ドル台に下げ、ドル・円は155円70銭台に浮上。本日アジア市場は日銀…
日経平均は反発。306.28円高の37934.76円(出来高概算18億6000万株)で取引を 終えた。前日の急落の反動から押し目を拾う動きが先行して始まった。また、日銀 の金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まったことから、短期筋中心に買い 戻しの動きも強まり、日経平均は後場取引開始後に38097.54円まで上げ幅を広げ た。ただ、大型連休を前にした持ち高調整の動きが中心だったほか、植田日銀総裁 の会見内容も見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は模様眺めムードが広がる場 面も見られた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1200に迫り、全体の7割超を占め た。セクター別では、化学、…
【週間イベント】 4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。 執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 研究員 宇栄原宗平 目次 ▼北米(米国・カナダ)米FOMCと雇用統計に注目 ▼欧州(ユーロ圏・英国)ユーロ圏はCPI次第で連続利下げの可能性も ▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)中国の景況感は不透明感を払しょくできるか ▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)トルコインフレ加速なら追加利上げの可能性も 北米(米国・カナダ) 重要イベント 4/30◎カナダ2月GDP4/30◎米1-3月期雇用コスト指数4/30◎米4月消費者信頼感指数5/1☆米4月ADP全国雇用者数…
米商務省が発表した2024年第1〜第3四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比で1.6%増加しました。昨年10〜12月期の3.4%増から鈍化したものの、予測を下回る結果となりました。この数字は季節調整やインフレを考慮に入れたものです。 経済成長のペースは過去1年間で低下していますが、金利引き下げの兆候が見られます。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを急がない方針です。 今回の成長ペースは、22年第4〜第6月期以来の最低水準で、輸入の増加が要因とされています。輸入品への支出は前四半期から急増しました。また、民間部門の在庫投資の減少や政府支出の低下も成長を押し下げました。 消費者支出は…