ケバブと言えばトルコ料理の一種で、日本だと移動販売車で時折売っているのを見かけることがあるくらいにはすっかり定着してきている。その関係からか、日本人はケバブというと「野菜と肉を薄皮パンで挟んだサンドイッチのようなもの」という認識になりやすいが実際のところ、ケバブはグリル肉という意味で寧ろこの言葉が指すのはケバブ屋でしかみかけないあの丸太のように太く積み重なってクルクル回りながら焼かれている肉の方なのだ。ちなみにあの調理方法もしっかりとした由来があって、もともとは遊牧民族や兵士が剣に肉を突き刺した状態で焼いて食べていたのを模倣しているらしい。 まあ今回はサンドイッチ状のほうのケバブ(誤用)を自作…