──起床サポート系ガジェットで人生は変わるのか? 朝起きたとき、まず確認するのはスマホのロック画面。そこには確かに「6:00 アラームが停止されました」と表示されている。 だが、まったく覚えていない。止めた記憶がない。鳴った記憶すらない。 そのくせ、今はもう7時をまわっていて、完全に寝坊している。焦って支度をしながら、心の中では何度目か分からない反省が始まる。 「なんでこんなことになるのか」「自分は本当にダメだ」「明日こそちゃんと起きる」 そう思ってアラームを再設定するが、翌朝もまた同じことが起きる。 なぜ“無意識”で止めてしまうのか? スマホアラームは便利だ。簡単にセットできて、音量も選べる…