~ 追憶 武仲 ~ 英語の氷鷹先生は本気で怖いのだ。 普通に暴力を振るう古風なタイプ。 授業に一秒でも遅れようものなら、 マジで殴られるか、 ヘタすれば、 殺される。 あいつもちゃんと戻って来ているだろうかと気になった。 俺はあいつの席を見る。 クラスの女達が簇がっている……。 クラスの女達は、 あいつにケータイのカメラを向けて、 パシャパシャとやっていた……。 俺が見ていることに気付いた女の一人が くちを開く。 「武仲君お願い、ナイショにしといて」 「いいよ」 「ありがと」 女達は、 あいつの寝顔を撮っていた。 あいつのモテ方は、異常だと思う……。 あいつがクラスの女と喋っているところとか……