Vシネマ『タフ パート1-誕生篇-』(1990年、原田眞人監督)を観た。 宅配ピザのアルバイトをしている青年・次郎(木村一八)は、配達先の暴力団事務所でプロの殺し屋・根路銘(大久保鷹)が見せた鮮やかな仕事ぶりに感動し、根路銘に弟子入りする。やがて根路銘と次郎はある巨大犯罪組織に命じられ、別のアウトローたちと殺人ゲームをさせられる……。 木村一八よりチョイ役の豊川悦司と寺島進のインパクトが強い。 運命に流された次郎が、師匠を殺された事により宿命に生きなければならなくなる展開が見事。殺しのシーンが直接的ではなく事後やTVのモニター画面越しだったりと独特。原田眞人監督の才気が伝わる作品だ。 この投稿…