医薬品 睡眠薬。フランスのサノフィ・サンテラボ社(当時、現在のサノフィ社)により開発された。ジェネリック医薬品が存在する。
ハルシオン同様、主に入眠障害に用いられるが、統合失調症あるいは躁うつ病に伴う入眠障害には効果が期待できないといわれている。
〈効能・効果に関連する使用上の注意〉
本剤の投与は,不眠症の原疾患を確定してから行うこと。なお、統合失調症あるいは躁うつ病に伴う不眠症には本剤の有効性は期待できない。
通常、成人には酒石酸ゾルピデムとして1回5〜10mgを就寝直前に経口投与する。なお、高齢者には1回5mgから投与を開始する。年齢、症状、疾患により適宜増減するが、1日10mgを超えないこととする。
2004年5月改訂(第8版)一部抜粋