評価2 再読。 一地方都市の30台半ばの公務員がテーマパーク開発を任されて奮闘するも政争に巻き込まれて、その志もあえあなく頓挫。家族の温もりに癒しを求める場面で物語の終わりをむかえる。 東京から車で5時間の山間の地方都市・駒谷市に住む遠野啓一は家電メーカー社員からUターンして市役所職員となって、今は市内の寂れたテーマパーク・アテネ村再建を担当するアテネ村リニューアル推進室の一員。若い頃に入団していた劇団員を都内から呼び寄せるなどしたことが奏功して、ゴールデンウィークのアテネ村は多くの人々で賑わった。しかし、ほどなく行われた市長選挙で推進派の現市長が改革派市長に敗れてしまったためアテネ村は閉鎖の…