上町断層

けさ、上町断層の上から見た月と火星 きのうの夜、スーパー玉出へ買い物に行く途中で空を見上げたら、月と火星が接近していた。 その場で2つの星の接近状況を調べた。 すると月と火星は西の空に沈むころ最も近くなることがわかった。 その後、火星が月の背後に隠れる火星食が起こるが、日本で観測するのは難しそうだった。 ということで、けさ早く起きてぶつかりそうなくらい近い月と火星を観測した。 場所はこのところ天体観測の定番スポットになっている上町断層の上だった。 天気は快晴で絶好の条件に恵まれ、2つの星をじっくりと見ることができた。 スタンバイしたのは、月の入りの時刻（きょうは午前5時21分）の40分ほど前だ…

きょうの夜明け前に見た月と木星（月の左下の星） きのうの仕事帰りに東の空を見たら、生駒山の上に月と明るい星が並んでいた。 明るい星が木星であることはすぐにわかり、ネットで2つの星がどのように接近するのか調べた。 12月14日と15日は月と木星の接近を観測するチャンスであることがわかった。 詳しく見ると、東の空に月が昇る時点では、2つの星の見かけの距離は14日の方が15日より近かった。 それを知って、「ということは、15日に沈む月と木星が一番近いってことだな」と思い、きょうの撮影を思い立った。 月の入りの時刻や方角を調べ、上町断層を南に行ったところから撮ることにして、暗いうちに家を出た。 天気は…

きのうの朝、上町断層の階段の途中から見た光景 きのうの朝、上町断層の階段に向かって歩き、坂の下で猫に出合って少し遊んでもらった。 そうこうするうちに時間がなくなり、そのまま帰ろうと歩き出した。 10メートルほど歩いたとき、「せっかく坂の下まで来たんだ。とりあえず坂の上へ行ってそこから引き揚げよう」と思い、階段を上った。 その途中で下を見ると、黒い屋根に朝日がまだらに差していた。 それを見て、「日差しをさえぎって、屋根に影を作っているのは墓石に違いない」と思った。 上町断層の上は市が設置した霊園で、墓石が数え切れないほど立っている。 墓石が屋根に作った影は不気味といえなくもないが、坂の朝の光景と…

けさ、西成の路地で見かけた猫 けさ、ちょっとした用で外へ出たついでに、南に向かって歩いた。 何度か行ったことがある上町断層の階段が目的地だったが、そのちょっと手前で猫に出合った。 その猫は白地にほんの少しの黒が交じっていて、黒いアスファルトの上でくつろいでいた。 その光景は、白と黒に黒というモノトーンだった。 猫は廃屋の前の路地がお気に入りのようで、廃屋と猫はいい取り合わせだと思った

きのうの朝、家の近くで見た朝顔 きのうの朝、ちょっとした用で外へ出たついでに、家の近くの路地を歩いた。 お目当ての猫の姿はなかった。 「どこへ行ったんだ。坂にいるのか」と思い、近くの上町断層の階段へ行った。 そこにも猫はいなかったが、階段の脇の石垣に色鮮やかなものがあるのが目に入った。 近づいてよく見ると、それは朝顔だった。 その朝顔は茶色の石や緑の葉の中に1輪だけ咲いていて、暑い夏に心を和ませてくれる一服の清涼剤のようだった。 上町断層に築かれた石垣。朝顔がぽつんと1輪だけ咲いている 夜明け前に降った雨で、石垣は水がしみ出していた。その水が葉から滴り落ちそうになっていて、これも涼しげだった

きのうの夕方、上町断層を上る際に通った階段 きのうの夕方、上町断層の上から夕景を撮るに当たり、断層の下の街を歩いて行った。 そして断層を上ろうと階段に差し掛かったら、夕日が路地を抜けて階段を照らしているのが見えた。 夕日が断層を直射している場面に遭遇し、何はともあれ撮らなくちゃとスマホを取り出した。 断層の階段の下にあるお地蔵さんの祠も夕日を浴びていた 夕日が直射する路地と階段 階段を上り切ったところから下を見た。予期せぬ夕日のプレゼントだった

きょう、上町断層の上から見た夕景 けさ、天気予報を見たら、夕方は好天に恵まれる予想だった。 それを見て、夕日をどかんと大きく撮りたくなった。 「海と絡めて撮るか」と思い、機材をそろえて出かけた。 しかし…。 夕方になって疲れを強く感じ、時間と交通費を使って海へ行くのが面倒になった。 そこで「普段の活動範囲内でもそれなりの夕日が撮れるはずだ」と、向かったのは上町断層の上だった。 狙いは下町に沈む夕日だったが…。 上町断層を少し南に行き、見晴らしのいい場所で撮影した。夕日は下町には沈まず、その向こうに見える六甲山の背後に姿を隠した 夕日が姿を隠した直後は雲が赤く染まり、期待を抱かせたが… 雲はすぐ…