先日、あるお寺さまの聞法会に出席させていただいたところ、「自力(聖道)と他力(浄土)」についてがテーマでした。このテーマは真宗らしいですね。五木寛之先生も自身のこころの新書で、「自力と他力」について話されています。先生は、大きな「他力」を感じつつ、「自力」を忘れないそうなんです。さて、「自力と他力」あなたのご感想はどうですか?私たちがもっている知恵や能力には限界があります。私たちは前に進みたくても、自分の力ではなかなか思うようにならないのです。しかし、フッと見えないチカラでその限界を乗り越えることに気づかされたときがあります。それが他力のチカラではないかと私は思うのです。曽我先生は、「浄土門は…