嘘は、どんな理由があろうと決してついてはならない。たとえ戯れにでも嘘をついてはならない。というのがブッダの教えだとおもう。 嘘については、カントが非常に良いことを言ってる。哲学者のカントは「どんなときでも絶対嘘をついてはいけない」と言った。 それに、同時代の思想家バンジャマン・コンスタンが文句をつけた。たとえば、友達が殺し屋に追われて家に逃げこんできたとする。探しにきた殺し屋に「自分の家にいない」と嘘をつくのは正しいと。人の命を危機にさらすような相手(殺し屋)に真実を知らせる必要はないと。 カントが反論し「本当の事を言っても、それから殺し屋は探し始めるのだから、まだ逃がすだけの時間的余裕がある…