A. 考えること自体は、身体を変えることには、つながりません。身体は実際に動かさないと変わりようがないからです。ですから、身体を動かすことは、前提なわけです。 考えてばかりいて、身体を動かさないのであれば、現実には何にも反映しないということです。まずその通りにやるということは、考えてはいけないということではなく、身体を動かしてから、必要時に考えなさいということです。
発声時に顔を動かさないようになる。 高音の意識を改善出来る方法を取り入れる。(saのsで準備するなど)
A. 歌うときにも同じようなことがいえますが、その人によっても違いますし、表現する世界によっても違ってくると思います。トレーニングとしても、目的によって違い、その人の改良点に対してどうするかによっても違います。ただ、楽に声が出るのであれば、そういう姿勢や動きを元に練習していくのは悪いことではありません。
A. 母音の発音を区別する練習であれば、ある程度、口の形を明確にした方がよいのですが、ヴォカリーズの場合は、出しやすい母音によって、発声を学ぶための練習です。 発音と発声は違います。場合によっては、反するポジションにもなります。5つの母音のなかに最も理想的な発声があれば、それに揃えて他の母音を出した方がよいからです。やや不明瞭であっても、発声や共鳴、音色の方を重視すると思ってください。