関ヶ原の戦い@三重県(津・安濃津)、7回目です。 前回のあらすじ diconoroshi.hatenablog.com 慶長5(1600)年8月23日、東軍についた富田信高らが籠る安濃津城(1,700人)に西軍(3万)の先鋒が迫ります。塔世川(現・安濃川)を挟んで対峙した両軍ですが、籠城側のまさかの襲撃により戦いの幕が切って落とされます。 安濃津城主・富田信高の制止を振り切って渡河した綾井権之助・斎田隼人指揮の鉄砲隊60人に急襲され、200~300人の西軍部隊が散々に打ち破られます。 西軍は綾井・斎田隊が城へ退くところを追撃しますが、綾井・斎田を援護に来た籠城側の鉄砲の名手・弓削忠左衛門により…