はじめてこれを読まれる方のために、これは、日記であり、エッセイです。また、これまでの生活体験、人生経験に基づいた一種のモノローグ集と言えるかも知れません。 今、あらためて自身の想いを振り返ってみると、二作目以降を出版することなど、当初は考えてもみなかったことです。それは、出版手続きのハードルの高さを感じていたため、初版を出すことさえできればそれで十分であると思っていたのです。 なぜなら、本としての出来栄えや他人の評価は別としても、自分の考えを社会に披露(公表)するという所期の目的は達成でき、また、できる限り自分の望む形での本造りにより出版することはできたという自己満足感を得ることはできていたか…