昨日とは打って変わり、早い時間に担当者より連絡が入る。 「どうした? 対応は決まったのか?」 我は冷たく言い放つ。 「きっ、昨日はすみませんでした! 上とも話し合い、車両のハーネスとアースを全交換することとなりました。誠に申し訳ございませんでした」 最初からそうしていれば、大事にならずに済んだものを……。そう告げた時、裏事情が発覚した。 「実は……うちにいる整備士では、ハーネス交換ができないんですよ。上は『不手際はない』で押し通せと……でも、私はもう時雨様に嘘をつきたくなくて、上と喧嘩してしまいました……あははは、でも、すっきりしましたよ!」 お前、間違ってはおらぬ……。 だが、その誠実さゆえ…