痛風発作関連のクスリ 「医原病」という言葉がある。 医療が原因で病気にかかること。 私の初めての痛風発作はおそらくそれだった。 いつもの近医で血液検査をやったところ、やや尿酸値が高かった。「治療を要するレベル」ということで、薬を処方された。最近の処方としては標準的な薬のようである。「尿酸生成阻害薬」。 私はよく知らなかったので、てっきり値が下がれば投薬は中止になるものと思っていたのだが、飲み始めてから調べてみると、「10mgから始めて少しずつ増量し、維持量は通常1日1回40mg」という用法だった。つまり一生飲み続けることが想定されているようなのだ。——ショックだった。医者はそうは教えてくれなか…