→ 西武山口線
新山口駅(山口県山口市)−益田駅(島根県益田市)間 93.9km を結ぶJR西日本の鉄道路線。全線単線非電化。
新山口駅で山陽本線、益田駅で山陰本線と連絡する、いわゆる陰陽連絡線の一つである。途中駅には、小京都として名高い津和野町などがある。
1913年(大正2年)2月に小郡(現在の新山口)−山口間が開業。以後1917年7月に篠目、1918年(大正7年)4月に三谷、同年11月に徳佐、1922年8月に津和野まで延伸。1923年(大正12年)4月に益田まで全通した。
1979年(昭和54年)8月、小郡−津和野間にSL列車「やまぐち号」の運転が開始された。国鉄から蒸気機関車牽引の列車が消えてから3年後、初めて観光列車として蒸気機関車を復活させる舞台として、山口線が選ばれたもの。これにより山口線は一躍、有名路線となった。
2003年(平成15年)10月、「小郡駅」が「新山口駅」に改称された。
2014年(平成26年)4月1日、貨物列車の運行が廃止。