「やらなければならないこと」を好きになるという幸福論 ジェームズ・バリーが教えてくれる、“本当の幸せ”の見つけ方 1. 「好きなことをして生きる」幻想の罠 「好きなことだけして生きていけたら…」誰もが一度はそう夢見たことがあるのではないでしょうか? ですが現実は、好きなこと“だけ”で構成された日々など、そうそう存在しません。満員電車での通勤、気を遣う上司とのやりとり、締切に追われる資料づくり。 こうした“やらねばならぬこと”は、大人になった私たちの暮らしに否応なく忍び込み、しばしば「不幸せ」の象徴として私たちの前に立ちはだかります。 しかし、そんな現実を前に、イギリスの劇作家ジェームズ・バリー…