弘南鉄道は、青森県平川市に本社を置き、青森県弘前市を中心とする地域に2路線を持つ中小私鉄。
弘南線弘前駅(JR弘前駅並設)と大鰐線中央弘前駅とは直線距離で1kmほど離れており、両線は接続していない。*1
また、特定地方交通線に指定された旧国鉄黒石線(黒石〜川部)を1984年に引き受けて運行させていたが、1998年3月31日限りで廃止した。
1926年3月27日、弘南鉄道を設立。
1927年9月7日、弘前~津軽尾上間を開業。
1931年6月24日、バス事業に参入。
1941年4月17日、バス部門を弘前乗合自動車(弘南バスの前身)に分社。
1948年7月1日、全線電化(直流600ボルト)。
1949年7月25日、弘前電気鉄道設立。
1950年7月1日、津軽尾上~弘南黒石(現在の黒石)間が開業し全通。
1954年4月1日、全線750ボルトに昇圧。
1952年1月26日、弘前電気鉄道が大鰐~中央弘前間を開業。
1961年9月1日、全線1500ボルトに昇圧。
1970年10月1日、弘前電気鉄道が経営権を弘南鉄道に譲渡。大鰐~中央弘前間を大鰐線とする。
1984年11月1日、国鉄黒石線川部~黒石間を譲り受け、黒石線として開業。
1998年4月1日、黒石線廃止。