終わらせる拍手ともっと続けてという拍手のどちらをもらったら嬉しいのか、というと、当然「もっと続けて」の方だ。とはいっても、私はそんな拍手をほとんどもらったことがない。たまに話す講演会でも「終わらせる拍手」ばかりだ。それに気づかず、自分の話への拍手が「賞賛」ばかりだと誤解している人は、幸せな人だと思う。「もっと続けて」の方は、かなりのエンターティナーが貰えるのだが、そこまでではなく、「あなたの話に興味があります。もっと話を聞きたいです。」という意思表示を貰えると嬉しい。それは「質問」だ。授業で発言し、拍手で終わらせるのではなく、発言内容に対して質問されたり、「こういうこと?」と確認されたり、「こ…