1173年2月21日〜1232年2月11日 日本の鎌倉時代前期の華厳宗の僧。法諱は高弁。紀伊国出身。 仁和寺や東大寺で真言密教や華厳を学び、華厳宗に密教思想を取り入れた。
(国宝鳥獣戯画 京都高山寺展) ★(当館学芸員)「国宝鳥獣戯画 京都高山寺展」 北海道立近代美術館、2024年8月4日(日)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp (『鳥獣戯画』、国宝、高山寺) 京都の高山寺には、中興開祖・明恵上人(1173年-1232年)にまつわる文化財が数多く伝わっています。12,000点にも及ぶ典籍文書、仏画を中心とする多種多様な絵画、優れた物師たちが手掛けた彫刻、明恵上人が生きた時代の息吹を感じさせる工芸品や建築など、驚くべき質と量を誇ります。本展では、明恵上人の生涯と…
(国宝鳥獣戯画 京都高山寺展) ★大原嘉豊「高山寺の仏画から見る、明恵が憧れた仏教の本場・中国」 北海道立近代美術館、2024年7月15日(月・祝)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp (『鳥獣戯画』、国宝、高山寺) 京都の高山寺には、中興開祖・明恵上人(1173年-1232年)にまつわる文化財が数多く伝わっています。12,000点にも及ぶ典籍文書、仏画を中心とする多種多様な絵画、優れた物師たちが手掛けた彫刻、明恵上人が生きた時代の息吹を感じさせる工芸品や建築など、驚くべき質と量を誇ります。本…
『明恵 夢を生きる』河合隼雄 講談社+α文庫 明恵 夢を生きる (講談社+α文庫) 作者:河合隼雄 講談社 Amazon 割と明恵上人が好きでこちらもKindle Unlimitedであったので思わず読んでしまった。 この河合隼雄氏の受け取った明恵は高潔峻厳で超変わり者の求道者というよりは、ユーモアに溢れて仏道を夢という自分に起る現象を通しても徹底的に見つめていった人だということがわかる。その中には清濁を合わせのむとかいうことでお茶を濁して生きている自分とはまったく違い、どこまでも清濁を見続けていた人という感じがある。 性というものに引っぱられるわたし。それを飛び越えた真如のものとの出遇い。西…
2022年03月23日 | 源義経黄金伝説(2022年版) YG源義経黄金伝説■一二世紀日本の三都市(京都、鎌倉、平泉)の物語。平家が滅亡し鎌倉幕府成立、奈良東大寺大仏再建の黄金を求め西行が東北平泉へ。源義経は平泉にて鎌倉を攻めようと源義経黄金伝説■第71回京都神護寺にて 西行の宿敵、文覚は巨木に向かう。 「天下落居(てんからっきょ)」の時。師匠の彫像を、弟子の夢見、今は「明恵(みょうえ)」は微笑んで眺めている。源義経黄金伝説■第71回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・Manga Agency山田企画事務所Manga Agency山田企画事務所●http://www.yamada-kikaku.co…
『法然対明恵』 町田 宗鳳 講談社選書メチエ 法然対明恵 鎌倉仏教の宗教対決 (講談社選書メチエ) 作者:町田宗鳳 講談社 Amazon これは法然と明恵の対比が素晴らしい本だった。法話では法然上人の一生に触れることはあるが、明恵についてここまで深く知った事はなかった。生まれた時代の差が40年。生まれは武士家系、親子の愛に恵まれない幼少期と似ているのに、明恵は釈尊を思慕していくような一種エキセントリックなのめり込み方をし、法然は念仏ひとつに向かっていく。法然の書いた『選択本願念仏集』に憤りを持って批判した『摧邪輪』ではあるが、 物事の「あるべきよう」を強く意識し、厳しく自らの身を律していった明…
生涯にわたって自分の見た夢を詳細に記録した明恵房高弁上人 明恵上人は鎌倉時代初期の僧侶です。彼は19歳から生涯にわたって自分の見た夢を詳細に記録しました。この夢の記録『夢記』(ゆめのき)は、世界の精神史の中でも稀有な記録と高く評価されています。 仏教では、「夢」と「現実」には大きな違いはないと考えられてきました。例えば、法然房源空上人(法然)は、中国の唐の時代の僧侶である善導大師と夢の中で対面し専修念仏の教えを確信したといわれています。夢での対面が、時と場所を越えた「リアルな対面」と受け止められているのです。 親鸞や一遍も、夢で観音菩薩や阿弥陀仏に対面する体験を通して自らの信仰を確立させていま…
「国宝鳥獣戯画のすべて」 東京国立博物館 2021.4.13-6.20(ただし4.25-5.31休館) 予約チケット必要 浄教寺の大日如来坐像(和歌山県有田川町) 鳥獣戯画4巻と断簡の一挙公開 明恵上人 美術展のコロナ対策に協力しよう! 参考資料 トーハクの鳥獣戯画展に浄教寺(和歌山県有田川町)の大日如来像がお出ましと聞き、出かけてきた。と言うと、何事かと思われるかもしれない。この展覧会のウリは鳥獣戯画の全巻一挙公開であり、仏像の展示はこの一点のみ。それでも有田川の仏像が東京にお出ましとあらば、お会いしに行かなくはならないっ! 鳥獣戯画展といえば、とにかく混雑して長時間並ぶというイメージだが、…
今日も暖かな一日でした。 水屋前の梅 良い香りです。今日の文章は、「空」をテーマに、西行法師と明恵上人との対面で語られた歌論義について書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」11(2013年5月記) 最近、空を見上げたのはいつですか?季節は今、田植えを終えた早苗田に、5月の爽やかな青空がどこまでも広がっています。 ふと思えば、最近は空を仰ぎ見ることが少なくなりました。幼い頃に、大地に寝そべって見つめた大空は、今も同じように存在しているというのに……。 20歳くらいの学生に尋ねてみても、やはり身近に自然を感じることがめっきり減ったと答えます。日々の生活の中で、どうしても目先の事柄に振り回されてしま…
仏教の知識がなくても読みやすい。 以前自分が学生時代・思春期の頃にたくさん河合隼雄先生の著作を読んでいたのでユング派心理学の基礎や河合先生の基本的な考え方にすんなり入っていくことができた。また白州正子さんの明恵上人の評伝と併せて読んだことで明恵上人という人物についてじっくり考えることができたと思う。乱世にあって、俗に流されず、明恵上人が生涯にわたって不犯の戒を守り、それでいてアニマとの統合なしとげる、というのは全く想像を絶するプロセスだ。またぼく自身が結婚もせず子どももいない人生を歩んでいるので、明恵上人のライフサイクルと心の発展はひとつの(到底まねできないが)ロールモデルとして憧れてしまう。…
華厳宗祖師絵伝は新羅の華厳宗開祖である元暁と義湘の伝記を描いた絵巻物。日本で華厳宗中興の祖と呼ばれる明恵上人が監修して作り上げた。華厳宗に入れ込む明恵は戒律を守り修行に励んだ。行き過ぎて右耳の外耳を剃刀で自ら切り落としたぐらい情熱を注いだ。絵伝は女人の精神と肉体の救済を説く内容で、明恵上人自身の事跡やイメージと重なるような表現となっている。 通期(巻替有) レア ★☆☆観たい ★☆☆コラボ ★☆☆ rutsubo2025.jp
こんにちは! 金曜日はよくわからない相場でした。損切したけど、マイナス結果の人が多かった気がします。私の見る界隈だけかなw全体的には下げてたのかも。 今日は土曜の朝に米国株が大幅に反発、三指数ともに上げていたし、先物も上がっていたのでちょっと安心な週末を過ごしました。 今朝は川重の所得隠しのニュースがyahoo!に出ていたので、ポジ無しの私は売りかな?と寄りからウォッチ。がしかし、予想を反する上げでしたね。織り込み済みなの?そのあと下げるも、いわゆる暴落という感じではないですね。いつから下げるんだろ。大きなニュースとなれば昼、夜のニュースで流れるだろうし、そうなったら大幅安かなー。 朝のフジク…
トランプ次期大統領が安部元首相夫人明恵さんと面会した際に石破首相あてに自身の写真集に「平和」を書いて託されたという。 世界の平和のために台湾と中国の問題が大事と述べたと伝えられる。 ゼレンスキー大統領との面会も停戦がらみで話題になったと言われる。 個人的にはロシアとウクライナの停戦交渉をトランプ氏がまとめたとしても中国・台湾問題は残って世界平和にはあまり影響がないと思うがどうだろう。 トランプ氏がすべきロシア・ウクライナの停戦交渉はしっかり理の通る停戦交渉ができるかにかかっている。しっかりロシアの非を明らかにしたうえで停戦交渉がまとまるならば中国もまたトランプ氏の存在を認めて中国・台湾問題も火…
こいつホントにバカだね。 《玉川徹氏 トランプ氏と食事会の安倍昭恵さんを非難「選んでも託してもない」「マイナスの結果出たらどうする」 モリカケ問題の責任にも言及》 https://news.yahoo.co.jp/articles/7bb7ce046229fa726656c2f209cd26733d5c2c37 何様のつもりか知らないが、たかが京大程度を出たくらいの元テレビ朝日社員程度がなにを偉そうに言っているのか。他のコメンテーターたちは、明恵さんの動きについて好意的なコメントをしているが、バカは見出しのようなことを公言する。 「トランプさんって、想定外だったり、想定内でもとんでもない行動を…
安倍元首相の妻には会うが日本の首相には会わないトランプ大統領と報道されている。 トランプ大統領が明恵夫人に会ったのは盟友安倍元首相が暗殺されその妻を労わりたいという他意のない純粋な気持ちであることは間違いないだろう。 だが外交上手なトランプ氏はこの夕食会で明確なメッセージを日本に送った。 トランプ政権は石破政権をよしと思っていないこと、日米の健全な関係を発展を続けるのであれば石破氏に替わる首相を選出せよという事だ。 トランプ政権がもっとも嫌うのは親中政権だ。 石破氏は首相就任目のような親中発言は封印している。 だが国会で「アメリカの力は相対的に小さくなっている」と場合によっては中国やロシアとの…
故安倍晋三元総理大臣の奥様、安倍明恵さんが、トランプさんと会食を取られるとのことです。安倍さんは、トランプさんと同様、米国民の大部分をも騙す、黒い存在に気付いて、それと戦って、今勝利しようとしています。安倍さんは、日本に巣食う悪の手先を見極めつつ、彼らの凶弾に倒れたと、私は理解しています。 勝利、と書きましたが、そんなに簡単にトランプさんが悪を一掃できるとは思いません。さらに暗殺の機会も増えるでしょう。 日本のTVが青色吐息ということですが、当然です。日本の大部分は、NHKも含めたマスコミのいい加減さには、辟易しているのだと思います。 陰謀論と言って、陰謀論をまるで好い加減な風説であるという『…
(現状では既に完売しています) 全16本の作品からなるアンソロジー。Web上で公募があって、縁あって自作「セリとナズナとふたりの宇宙船」を掲載していただきました。自分の作品が刊行されるって「リトル・リトル・クトゥルー」以来なので実に感激なのであります。現代日本の多種多様なWeb文芸の一断面として、多彩な作品と多才な書き手の魅力を十分堪能できる一冊です。 六塔掌月「ブラインド・パイロット」いわゆるグランドホテルものの作品で、タナトスを抱えた女性が人生の最後と決めた巨大ホテルの中で出会う、同性パートナーや友人との物語。個人の人生、人生観を支配する牢獄のような価値観を打破することが、ホテルを出ていく…
自民党の総裁選挙で高市氏が石破氏に敗れた後、アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利する前の今年10月にこのブログで「昔は「巨人、大鵬。玉子焼き」これからは「トランプ、高市、大谷選手」だ。」を二回に渡り記載した。 その後10月末ドジャーズはワールドシリーズで優勝し大谷選手は世界一となった。11月の大統領選挙でトランプ氏はカラマハリス氏を圧倒して大統領に返り咲いた。二人とも2025年以後さらなる活躍が期待される。 ニュース社ワイドショーは二人の話題で持ち切りだ。 大谷選手活躍はすがすがしく報道している。トランプ氏については反トランプの日本のマスコミは苦々しく報道している。雑魚のコメンテーターの悔しい…
トランプ氏が元総理安倍晋三氏の妻明恵夫人をトランプ氏の私邸に招待して15日にも会談すると伝えられる。 夕食会とか会談とかの目的は良く見えないけれどかっての旧友に敬意を示したかもしれない。日本においては安部派は不記載問題で大揺れで明恵夫人に大きな力があるとも思えないので単なる儀礼ではないかと推論するけれど・・・・・。
関西ひとり旅、最終日は市内から京都の西郊に位置する栂ノ尾まで、バスに揺られること1時間。 山の中に佇む世界遺産「高山寺」へ。ここはお茶の発祥地、そして「鳥獣人物戯画絵巻」のふるさとである。 夏に札幌で開催され全巻見ることを制覇した私は「鳥獣戯画展」の締めくくりとして、このお寺を再訪しようと決めていた。 国宝・石水院の門をくぐると視線の先には眩しい緑の光が。山からの風が吹き抜ける長い廊下は回廊になっていて、一気に別世界へ誘われる。 明恵上人が敬愛した善財童子像は、そのほっぺたのぷくぷく具合とがっしりした下半身がどことなく幼稚園時代の息子に似ている。いつ来ても「また会えたね」と懐かしい気持ちになる…
こんばんわ♪ 黄葉の京都、今回から、ツアー3日目、11/28の撮影です。 最初は、高山寺。「こうさんじ」または「こうざんじ」と呼びます。お寺のパンフは「こうさんじ」です。 ここは、紅葉を額縁のように切り取った景色と鳥獣戯画が楽しみでした。 早朝の優先拝観ということで朝早い出発でしたが、早くからたくさんの人でした。。。 鳥獣戯画の高山寺 急な裏参道を登ってきました。 入口です。 高山寺中興開祖である明恵(みょうえ)上人時代の遺構、石水院。敬愛した善財童子(ぜんざいどうじ)像が置かれています。 紅葉をみておられます。 庭の紅葉。手前のガラスケース内で鳥獣戯画が展示されています。 南面の紅葉を額縁の…
ここにある教祖が現れる。その身体からは光を発し、断食し空中浮遊など種々の超能力を見せ、博学で豊かな文学的才能を示す。現代人は、ふだん昔の人々より理性的だと自負してるが、こういう輩に手もなくひねられるとおもう。現代人はいざとなると、理性的でも合理的でもないからだ。800年以上前の明恵上人がすでに、常の仰せでこう喝破してる。光るもの貴くば、蛍・玉虫貴かるべし。飛ぶもの貴くば、鵄・烏貴かるべし。不食不衣貴くば、蛇の冬穴に籠り、をながむしのはだかにて腹行ふも貴かるべし。学生貴くば、頌詩を能く作り、文を暗誦したる白楽天・小野皇などをぞ貴むべき。されども、詩賦の芸を以て閻老(えんろう)の棒を免るべからず。…
全体。 ミイ。頭が切れています。 織ネーム。 織ネーム。 タグ。 ラベル。 --------------------------------今日のお昼は、11年以上ぶりに道の駅明恵ふるさと館で 日替わりランチ¥1,050. デミグラスハンバーグ。 お客さんの椅子にミイと兄弟達。 クリップ・メモもミイ。 どんどんミイグッズ出て来ます。水筒もでした。 ファーマーズマーケットどんどん広場で 柿・みかん・あんドーナツを購入しました。
“補陀落(ふだらく)の 南の岸に 堂立てて 今ぞ栄えむ 北の藤波” -新古今和歌集 神祇歌(1854) いつもわたくしの投稿をお読みになってくださっている方(ありがとうございます!)でしたら↑の歌を見て「あれ?前回のnoteをシェアした投稿で取り上げていたのと同じだぞ」と気づかれるかも知れません。 その前回の投稿でかっこつけて「noteでは2000文字以内で収めるのがいいらしい。その気になればわたしにだってできるよ!」みたいなことを書いたのですが、いかんせん2000文字ではやはり短すぎる。書きそびれたことが多々あるのでnoteの投稿を土台にしつつさらに別の記事を書いてみることにしました。 朝に…
8月15日からパート化し、今で三か月働いた。 なかなか慣れてきていると思う。もうほとんど、前任者の人に訊くこともなくなり、自分の裁量でできることが増えてきて、やりがいを感じている。 ここ数日は初めての大きいセールというのと、その後の後始末で忙しく、ブログが書けなかったというのもあるが、昔の俺ならそんな忙しさで書かなくなることはなかった。絶対に書かないと保てないという感じがあった。 今はそんな感じがない。別にブログを書いていないこと自体が良くないことだとは思わないが、今の生活で語ることがないというのに怪しさを感じる。繰り返しになるが、仕事や環境には満足している。収入には不満だ。評価は2月に下るか…