誰が切ったかポツンとひとつ切り株野にあり。あっはっは、なんとなく雪舟を追いかけている感じですが、いえいえ、そんな大それたこと…。これは半ば以上偶然の結果です。 偶然をうまーく活かしている人の絵はとても魅力的だと思います。その部分をどう研究するかですが、思うに、そこはむしろ徹底的に遊びに徹した方が面白いのじゃないでしょうか。そして長い経験でしか出てこないものがあります。 遊び--などと言ったら、その言葉の浅い部分にモロに絡む人が居るので表現がとても難しいのですが、大体のことは理解できると思います。遊びだからと言って、人は不真面目にやる訳ではありません。そうではなくて、遊びはむしろつまらぬ作為を飛…