声楽、歌パート。ボーカル。
A. ものまねは分野が違います。 人のつくった歌を歌って自分の世界を創るとはどういうことかを考えてみてください。
ヴォーカルは音響がいろいろあるので、 息が伸ばせないとか声が張れないということが 致命的にまではなりません。
A. ブドウ糖は、すぐにエネルギーになるからです。脂肪はブドウ糖がなくなったときのために貯蔵されています。使わないのに炭水化物をたくさん摂ると、ブドウ糖がトリアシルグリセロールとなって脂肪細胞に溜めこまれて太ります。
声楽家では、もっと声量も大きく、声域も広いですが、それと歌唱力は、直接は関係ありません。身体ということでの声の能力をみます。 そこでいうなら、なんでもできないよりはできた方がよいのです。 ヴォーカルでいうなら音域も音量も絶対の必要ではありません。 きちんと声を組み合わせて使えるかどうか、つまり、展開と構成です。
役者も変わっていきます。10年ほどで役者っぽい身体になってきます。 ピアニストで、腕に筋肉がついてくるのと同じです。 音楽家であっても肉体を使っています。 ドラムやヴォーカルは、比較的、肉体を使う部分が大きい、全身運動です。
個人の差は、感覚と身体の能力で生じてきたものです。 ヴォーカル、役者、声優の条件を一通り、備えている人も増えてきました。 しかし、本当の問題はそこからです。
男性のファルセットをそのまま女性がコピーするのは難しいです。今回のように男性ヴォーカルと全く同じ高さで歌うのなら、それは女性にとっては大して高くもない音だからです。声を引っ込めようとは思わず、薄く歌おうと考えると上手く行きそうです。(♯∂)
A. 一つには、音楽や歌の中でほとんどのパターンがやり尽くされてきたということがあるでしょう。そしてまた、音響技術や編集の高度化によって、アカペラでは通用しないような声であっても、作品として完成できるようになったことも大きいと思います。 何よりも、ヴォーカルが、常に高い方、高い方へと声を求め、ファンもそこに関心を持っていったからだと思います。
「HOUND DOG」のヴォーカルである大友康平さんが腎臓の腫瘍摘出の手術を受けるため、休養が発表されました。大友さんは「人生はロックンロールだ!ロックンロール・ネバー・ダイ!」とコメントされていますが、また、あのパワフルな歌声を聞かせてくれることを願っています。
ヴォーカル本には大体、目を通していますが、とても複雑に細かくなってきました。特に多くなったのは、フィジカル面やメンタル面でのアドバイスです。また、細かく分類や命名した上での声の種類別の発声法などです。 その多くは基本とかけ離れたことです。そのトレーナーにつかないと学べないと思うことも、多々あります。