『硬口蓋の形態と母音生成における話者間の差異』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 硬口蓋の形態が音響(フォルマント周波数)に及ぼす影響をシミュレーションで調べ、更に実際の母音生成データにおける硬口蓋の形態,構音,音響の相互作用を調査した。 研究参加者のアメリカ英語話者5人の、高前舌母音/i/での音声生成データが使用され、硬口蓋の形態,舌の形状,フォルマント周波数の関係が分析された。 シミュレーションの結果、硬口蓋のドームの高さと位置を変えるとフォルマント周波数が変化することが明らかになった(ドームが高くなるとF1増加、F2,F3が減少する等)。 実際の音声データの調査からは、口蓋…