6月に入り、知床でも春の花が散って深緑の季節となりました。 町を歩いていると、春の名残を感じさせる花々とともに青々と葉を茂らせた植物を目にする機会が増えました。 今月の標語はそんな今の季節にぴったりな言葉、「身は花とともに落つれども、心は香とともに飛ぶ」です。 これは「肉体は花が散るようにいつかは滅びていくが、心は香りのように人々の心に残り、また仏様のもとに昇っていく」という意味で、弘法大師空海の言葉だと伝えられています。人の身体も花びらも永遠ではありません。 どれだけ元気な体であっても年を重ねれば少しずつ衰えていきますし、美しく咲く花もやがてはしおれて散ってしまいます。 しかし、人も花もそれ…