権威(人を服従、強制させる力)に価値をおき、それに対して自己卑下や盲目的服従をする態度のこと。また逆に人にそれを要求する態度のこと。心理学的には、権威や伝統、社会的に価値のあるとされているものを無批判に承認し、これに服従、依存し、融通が利かないパーソナリティを指す。
権威主義的性格の強い人間は金、地位、名誉を求め、それらに弱い傾向にある。
「世界経済を敵対するブロックに分割することは、繁栄にも平和にもつながらない。それが歴史の教訓だ」と、WTO世界貿易機関のオコンジョイウェアラ事務局長が警告しているそうだ。 冷戦終結後、拡大してきたグローバル経済が岐路に立っていると、毎日新聞はいう。 社説:岐路のグローバル経済 分断広げぬ仕組み新たに | 毎日新聞 ウクライナ危機で、供給網サプライチェーンの混乱が世界に広がり、身近な製品にもしわ寄せが生じているという。 グローバル化のひずみが顕在化し、目算は狂った 新興国との競争にさらされた先進国では、雇用不安や格差が社会問題となった。米中対立が続く中、ウクライナ危機が起き、民主主義や人権を尊ぶ…
昨日の流れで、ロシアについて語ろうと思います。戦争が続くのは、よくないこと、反戦の立場で終戦まで、それを妨げるものとともに考えていきましょう。 報道があまりにファクトチェックなしに憶測と片側だけの言い分だけで垂れ流されています。2ヶ月前からの報道の見出しをチェックしてみるとよいでしょう。化学兵器とか死者数とか、まだわからないことがたくさんありますが、偏向しすぎているのは確かではないでしょうか。 論調も、これまでアメリカが独立国家♯の主権を侵してきた事実やおびただしい犠牲者数も無視、ゼレンスキー氏がユダヤ系でイスラエルが動いていること、ひどい状況下のミャンマーもアフガニスタンなどアジアはスルー、…
Wikipediaによると,プロパガンダとは「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為」という意味だという。ウクライナ侵攻におけるロシア側のコメントが,プロパガンダだという捉え方が一般的だが,これは,プーチン集団によるウクライナに対する戦闘行為は,“ウクライナ国民を盾としてロシアを攻撃しているウクライナ国からウクライナ国民を守るためにプーチン大統領が起こした行動である”という「特定の意識」にロシア国民を誘導するための行為,と解釈すればいいのだろう。そして,“自分たちが攻撃している相手は,ウクライナ国民に危害を加えているウクライナ軍やウクライナ政府である”とロシア国民に思わせようと…
ロシアがウクライナに侵攻し、西側諸国が経済制裁等を進めているものの、ウクライナ国内の戦火が広がり、一般人の犠牲者が増えていることが連日報じられています。冷戦後の世界にあって、一つの国が他の国を公然と攻撃し、多くの国から批判されても攻撃が止まらないというのは、他にあまり例がないことです。私は教育に携わる者として、現に起こっているこうした問題について、自らの言葉で語らなければと考えてきました。稚拙かもしれませんが、考えていることを書いてみたいと思います。 ロシアと欧米など西側諸国が対立している構図は、権威主義と民主主義(あるいは自由主義)の対立として捉えられます。ロシアは自由や民主主義が制限されて…
大東亜戦争での日本軍の組織的な失敗を分析した『失敗の本質』をわかりやすくビジネスにも援用できるように解説した『「超」入門 失敗の本質』を読んだ。 この本の序章で作家の堺屋太一が東日本大震災を「第三の敗戦」と表現したとある。 第一の敗戦は幕末、第二の敗戦は太平洋戦争(大東亜戦争)だそう。 『失敗の本質』が書かれたのが1984年で東日本大震災前だし、『「超」入門 失敗の本質』が書かれたのが2012年で今のコロナ禍前だ。 この本が書かれて約10年日本は今、第四の敗戦の最中にある。 コロナ禍前東日本大震災前に日本的な思考法や日本人特有の組織論の脆弱性や幼さ器の小ささが指摘されていたのに、なぜ今第四の敗…
事実は知らないし、知りようもないが、今回のオリパラの経緯やバッハ会長などの行動やメッセージを受け止めると、IOCなどのムラ社会度合いが透けて見える。勝手な感覚ではあるが、今までにも同じような小さな社会を見てその生態系のユニークさに、体が拒否反応を示した経験もある。少し書いてみたい。 私の頭から出た言葉が「権威主義」 権威を守るためにお金を集め、お金を使いもっともらしく権威を演出する。何も知らない大物を巻き込み、事実を知らないステークホルダーは深く知ろうともせず騙される。誰も疑問に持たない。集められたステークホルダーの任期は短く、本体の組織構成員の時間軸とは大きく乖離し、違和感を感じてもその時に…
日本の民主主義は死んだ 権威主義が横行する やはり、人間は何も学ばない 民主主義と権威主義:中日新聞Web [あとで読む] “民主主義と権威主義 政治学では、非民主主義の体制を権威主義とする考え方もあれば、民主主義と全体主義の中間にあるのが権威主義とする捉え方もある” 2021/06/21 14:03 www.chunichi.co.jp 権威主義とは - コトバンク [人間は何も学ばない] [あとで読む] “権威主義の社会的態度は、政治的には民主主義に反対する意味において「非民主的」であり、心理的には合理主義に反対する意味において「非合理的」であるからである” 2021/06/21 14:0…
退職する前後、というか退職の2年前に役職から下りた時あたりからだろうか、”権威主義”について何度か考える機会があった。 例えば私が役職の時によく協力してくれたが、下りた途端に見向きもしてくれなくなった方が数人いた。彼らはもともと別事業の人達で、2012年に事業が統合された後仕事上の繋がりができたのだ。 一方若い頃から一緒に苦労を供にしてきた人はもちろん、同じ事業で私の事を知っている方々や、別事業だった方でも何人かは役職に関係なく以前と同じ関係を続けてくれた。 今回ここで考えるのは、上の例で言えば”肩書き”を見て行動を変える人たち、彼らは”役職”という権威を見て自分の行動を考えている。彼らのよう…
新型コロナウイルスの第三波が、日本列島を襲っている。 11月18日には国内感染者が1日で約2200人となり、これまでの最多記録を更新した。 その他、北海道をはじめ全国の至る地域で「過去最高の感染者数」を記録し、クラスターも次々発生している。 さて、この原因(元凶)が、例の「GoToトラベル」政策にある―― とは、たぶん衆目の一致するところだろう。 私には、このGoToトラベルで実際どれだけの旅行移動があったものか、全然データを持っていない。 「GoToトラベルがあったから旅行に出かけた人たち」の数は、おそらく政府も把握していない。 だから、必ずしも「GoToトラベルが感染を広めた」とは、断言す…
自身に有利なように情報を統制しようとするのは、特に権威主義体制の為政者に顕著ですが、短波放送の利用はそこへ風穴を開けることにはなると思います。もちろんロシア側も対策を講じてくるとは思いますが、すべてを統制することは不可能ですし、人の噂を止めることもできないでしょうしね。 時間はかかるでしょうが、今はその「情報」がどれほど浸透していくか次第だとは思います。
僕は湾岸戦争のころから政治討論番組を見るようになったが、「朝まで生TV」と並んで必ず見ていたのが「サンデープロジェクト」。いずれも田原総一郎氏の司会になるものだが、「サンプロ」のコメンテータに本書の著者高坂正堯教授がいた。関西弁でトボけた語り口だが、発言内容はストレート。歯に衣着せず、核心を突いたコメントが印象的だった。 著者の専門は国際政治学、多くの著書があり本書(1987年発表)はおそらく一番薄い本。専門外の僕にとっては、有難い教科書だった。本書にもあるようにこの学問では、外国語による会話力と歴史の知識が必要だ。外国語はからきしだが歴史(戦史)の好きな僕は、勝手な国際政治の解釈を本書で叩き…
新疆ウイグル自治区:法の支配はますます「権威主義的無法」に取って代わられている 2022年5月16日ルース・イングラムA + | A- 中国の法律と法的手続きはすでに十分に不公平ですが、ウイグル人に関しては、CCPはそれらを尊重するふりをしていません、と新しい報告書は主張しています。 ルース・イングラム 中国北西部の新疆ウイグル自治区で法に違反するウイグル人は、曖昧さ、秘密、説明責任のない曖昧な世界を待っています。 少なくとも公正な裁判と適正手続きを望んでいる間、数十万人が真夜中に自宅から身をかがめたり、通りすがりのトラックに運ばれたりして、準合法的な世界で彼らに対抗する可能性を発見しました。…
まずはインボイス反対してください。個人的には、税制で制作会社への支援→アニメーターへのロイヤリティの発生、ギャランティの是正をお願いしたいです。ご提案されているこの中身ではアニメーターは全く助かりません。よろしくお願い致します🙏 https://t.co/Cqss9iRZZy— 西位 輝実 NlSHII Terumi (@NishiiTerumi) May 15, 2022 赤松先生は政策について不勉強なのではなく、自民党の意向に合致する政策をよく勉強されてるだけだと思いますが。たとえば製作委員会の大スポンサーにとってはメリットがあるだろうし献金も見込めるのでは?— 北守 (@hokusyu8…
ダンス・ダンス・ダンスールを見る。全てを絞り出した舞台は酷評され、スクールにも波乱が吹き荒れる。潤平は陶酔と衝動の責任を取るべく、己を否定した”生川”のサマースクールへと、流鶯を連れて進み出る。己を否定され叩き直される、新たな試練。少年たちの夏が始まる。— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月15日 そんな感じの洋舞青春譚新章、新たなステージは波乱万丈な、ダンスール第6話である。潤平の煌めく才能に魅せられ、見出してしまった責任を果たそうとする千鶴さんとはまた違う、数多の才を飲み込む巨大組織だからこその指導。そこに潤平と流鶯が飛び込んでいくお話である。— コバヤシ (@l…
SPY×FAMILYを見る。制服も出来上がり、イーデン校入学に心躍るアーニャ。しかしそこは蛇の巣、営利誘拐や陰湿なイジメがはびこる地獄の学び舎…。母直伝の右ストレートを武器に、果たして少女は生き残ることが出来るのか!?過酷な学園サバイバルが、今始まるッ!— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月15日 …ってこともないけど、”東”の治安とモラルって最悪だよね…としみじみ思わされる、入学初日のスパイファミリーである。話の軸足がアーニャの一年生頑張り日記に寄ってきて、過酷なエスピオナージとか、血みどろ暗殺行とかはちょっと、本筋から遠ざけられる頃合い。— コバヤシ (@last…
終日曇りときどき薄曇り。16.4℃~19.9℃、52%。5300歩。日差しがないので気温やや低い。 今日のKOVID状況:都の新規感染者数は3348人で前週より29%の減少、重症者数は4人、死亡7人でした。再び減少傾向へ。 体制間争いとは: 社会主義諸国と自由主義諸国との冷戦はだいぶ前に自由主義の勝ちとして終焉を迎えましたが、今また権威主義国と民主主義国の対立として新たな火種となりました。 そもそも社会体制に究極の正解などというものはナインですぅ。変動する社会環境において、その時その時でより適した体制があると言う方が正しいでしょう。自由な民主主義体制でも、常に格差拡大やポピュリズム勃興のリスク…
亡命中のウイグル人は、故郷の中国の文化的虐殺と戦うために芸術を使用しています ミュージシャン、歌手、画家は、ウイグル人の豊かな過去の物語を語り、新しい世代を鼓舞しようとしています。 Gulchehra Hoja、Nuriman Abdureshid、Mamatjan Juma2022.05.14 左から右へ:ウイグル人ミュージシャンのShohret Tursun、歌手のRahima Mahmut、アーティストのGulnazTursun。 アーティストの好意による写真 古典芸能人のShohretTursun氏は、2017年以降、仲間のミュージシャンや他のウイグル人の友人が中国当局によって拘束また…
日米安保と沖縄コメンタール 前篇(敗戦〜60年新安保条約) 望月 至高 この稿は、 前篇 敗戦〜60年新安保条約 後編 72年沖縄復帰と日米安保 この二篇で構成されている。今回は前篇の掲載となる。またあくまで法的構成をみていくもので、政治史ではない。 沖縄は第二次大戦後の理想主義(共産主義と自由主義)から生み出された暗黒である。世界秩序形成にあたっていくつかの矛盾の集約地域を作り出した。その最たるものが沖縄であった。それは法的地位からするとアメリカの自由主義の名のもとに巧まれた論理的矛盾そのものである。アメリカと日本のエリート層が合作した「ディストピア」ともいえる。それは条約と実定法に確かに刻…
今日は5.15事件から90年周年の記念日か。沖縄復帰50周年の日でもあるけれど。 そういえば「昭和初期」も、「大正デモクラシー」の時代から一変して、すさまじい反動の流れに見舞われた時代だった。稀代の悪法・治安維持法が1925年(大正14年)に制定され、翌年末に昭和に「改元」された。共産党が1928年(昭和3年)の3.15と1929年(昭和4年)の4.16に大弾圧され、1932年には「スパイM」こと飯塚盈延が「非常時共産党」を牛耳っていた。その一方で急な追い風が吹いたのは右翼であって、5.15事件の犯人の助命嘆願が流行するとんでもない世相が現出した。下記は昨年5月15日に発信された岩波書店のツイ…
プーチンによる残忍な殺戮もきっと将来のために人類の難題克服のために神から請け負った仕事なんだとマレさんは本気(まじ)で受け止めているんですね?みんなが違う感性を持っている・・・そして道徳観念だって、それぞれ違う。しかし冒してはならない最後の線が存在している。国と国の国境。そこを破ればルールはただちに崩壊していくし、クリミアでまずロシアはやってしまった。若者流に言うとやっちまった・・・それを正当化する人間がいたらば私達は前に出て相手を粉砕しないといけない。でも、マレさん、相手は、権威主義を獲る国。僕らの意見なんかを聞く?最初からそこを言うから舐められる。ロシアのクリミア併合から、きな臭いと感じて…
以下は私が堅忍不抜の意気込みで入手した12個体目のクワガタムシ科入り琥珀の触角(全身は現状秘密)。※琥珀の真偽判定は、簡単に可能な方法(食塩水テスト、UVテストなど)では確認済。 (マグソクワガタ属に似た体長3.5mm程度のクワガタムシ。本体は少し異物が付着している。左側触角が明瞭に露出していて観察しやすい) (右触角は収納されている様子が腹面から僅かに見えるが"全然に明瞭ではない事"が分かる。こちら側の触覚はどう頑張っても節々がボヤけて同定に使えない。私はこういう様態に対して"見えない"*"見づらい"と文句を付ける。本来ならば見せる意味の無い画像だが、知見として示された事もあまり無さそうだか…
今日は、「第24回仙台青葉能」というのを見に、仙台まで行っていた。能を見に行ったのは、おそらく学生時代以来、35年余りぶりとなる。なぜ、突如、能を見に行こうなどという気になったのか・・・ちゃんとしたいきさつがある。 私が「私は能楽に冷淡ではない」という記事を書いたのは、2016年3月15日のことであった(→こちら)。そもそも、その記事は、「上田龍一」君が2016年3月3日に当ブログに寄せたコメントを受けての記事であった。その上田君から、昨年秋、重厚なレポート「能の魅力を伝える試み(1)」(資料込みで全16頁)なるものが届いた。しかし、実際に能を見ずに、そのレポートについて云々言うことは憚られた…
アメリカ合衆 ■ 要約 アメリカの精神保健福祉システムは、1950年代半ば以降、脱施設化をもって施設中心から地域を基盤とする支援へ と移行していく。しかしながら、脱施設化にいたる当初の動機は、精神障がい当事者のリカバリーを支えるといった ものではなく、増加の一途をたどる入院患者を病院や施設で抱え込むことの限界と、政府の財政的責任の縮小に帰す るところが大きい。このようなことから、地域での支援体制も未整備なまま、必要な生活支援を利用できずに路頭に 迷う当事者を多く生み出すこととなる。しかし、これらの課題に対する当事者の声と社会的認知の高まりに後押しさ れながら、地域支援体…
www3.nhk.or.jp 無理。 こんなので減らない。 いかにも日本人らしい手前勝手な思いつき。 これは逆にいじめを行う者に悪用される。 いじめが罰せられるならばいじめられていないのにいじめられたと嘘をついていじめられっ子を貶めることができる。 つまりなんとなく嫌いでストレス解消にいじめっ子が「実はあの子(いじめられっ子)にいじめられていたんです」と口走ったならば、それを大人たちは嘘であると見抜けるだろうか? 「こりゃ大変だ、その子に処分を科さなくては」 こうやっていじめ冤罪で新たないじめが誕生するw バカは巡り巡って結局バカでありとことん陰湿であり処罰を設ければ何かが変わるくらいならばゆ…
天皇制と共産党と山本太郎と - kojitakenの日記 こういうタイトルでありながら「党外の共産党支持者」を公言しているとは言え、有力支持者でも何でもない「その程度の存在」でしかない俺に延々悪口する「しかし俺の名前は最後まで出て来ない」というきてれつな記事です。 なお、天皇制と共産党と山本太郎と - kojitakenの日記で立花隆を高評価するkojitaken氏ですが、俺個人は「アンチ共産党」kojitaken氏と違い、それほど「日本共産党の研究」立花隆を評価していません。 立花の著書も『田中角栄関係』の『田中角栄研究』(1982年、講談社文庫:ペーパーカンパニー室町産業を使った脱税*1が…