A. カラオケで受けるというのは、歌のうまさだけではありません。むしろうますぎる歌は、聞き入ってしまい、シーンとしてしまうでしょう。その後の人も歌いにくいかもしれません。 大体の場合、カラオケはコミュニケーション、交流、接待の場です。その場の雰囲気や流れに合わせて選曲や歌い方を考えることです。受けている人を見習ったほうがよいのです。
A. イに関しては、日本語のイというのが、口を浅く横に引っ張るために、深い響きが得られず難しいです。外国語などのiは、最も深く、共鳴が集まりやすいのです。舌の前が上がり、後ろの空間が大きくなるからです。高い音などもiがもっとも有利です。 イが出しやすくなれば、発声としては理想になってきたといえます。日本語のイでなく、外国語のiでトレーニングするとよいでしょう。
A.とても簡単な見分け方は、高いファの音が、しぜんに歌えるかどうかでよいでしょう。それで歌いにくい場合は、女性では、メゾソプラノ、男性ならバリトンです。ミのフラットで歌いにくい場合は、女性でアルト、男性ではバス。一例です。
A. 大きな声が出ない、小さな声が出ない、高い声が出ない、低い声が出ない、長くしゃべると声が枯れてくる、夜になったり週末になると声が出にくくなる、喋っていると声が低くなってくる、喉が痛くなる、声が上ずる、とても歌いにくいなどが、目安になります。
A. 日本語の発音の場合、大雑把にいうと、アを中心として、口を横に開くとエ、その延長上にいがあり、丸く開くとオ、その延長上にウがあります。アは、出しやすいと思われているので、ア、マ、ナ、ラなどが発声練習でもよく使われています。本当のところは、声域での中間域と同じで、出しやすい分、なんとでもなってしまって、大体はいい加減なところで行っているのですが、そこで覚えてしまうわけです。歌唱の共鳴発声においては、日本語の発音よりは、深めたところの発音でとる方が、楽に統一した音色で出します。
A. 急に表情筋を無理に動かしたりすると、今よりも力が入って、歌いにくいでしょう。ひどいときは、響きが変わってしまい、ピッチも変化してしまう可能性もあります。日ごろから、慣らしておくことです。