久しぶりに源氏物語に、まんまとハマっているのです。 元々わりと好きな自覚はあったのだけど、何年もほぼ読んでなかったので自分でも「もうあんまり興味ないんだな」くらいに思っていたものですが、なんのことはない読み始めると相変わらず好きなのでした。 元来「作者があんなに生き生きと描いたブスや年増を軽々しく扱う解釈は許しがたい」とは思っていたもんですが、今読み返すとすごい大事なヒロインを読み飛ばしていたことに気づかされます。 源氏が19歳頃に関係を持つ御年57,8歳であろうという物語きっての大年増、源典侍(げんのないしのすけ)です。 おばあさんなのにいつまでも色気づいているのでちょっとからかってみたらし…