読んだ本 執行草舟『孤独のリアリズム』講談社エディトリアル (2016) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 1月の中旬頃から本書を少しずつ進めていた。 本書には逆説の精神が垣間みえる。 逆説について私は過去の稚拙な記事のなかで何十回も書き連ねてきた。 執行草舟氏の本は昨年の秋頃から読み始めたが、逆説というものを突き詰めた結果として共感できる素地が自分にはあったように思う。 ・・・ 「汚い色がきれいなのだ」 そう書いてある。 彼らの思想は奥が深すぎて到底理解には及ばないが、その思想の切れ端くらいは理解できる。 自然的な美と人間的な美は絶対に違う…