最近、職場には不思議な人が多いことに気づいた。 いや、正確には以前からいたのだろう。 私が観察し始めただけかもしれない。 職場には猫舌の男性がいる。 彼は熱い飲み物を飲むたびにズーズーと音を立てる。 そこまでは分かる。 猫舌だからだ。 しかし彼は熱い飲み物を避けない。 むしろ積極的に選ぶ。 サーモスの保温マグに熱いフレーバーティーを入れる。 揚げ物が名物の店では煮カツを注文する。 熱々のご飯。 熱々の味噌汁。 熱いお茶。 彼の食生活には「冷ます」という概念が存在しないように見える。 私はずっと不思議だった。 なぜそんなに熱いものばかり選ぶのだろう。 そして最近、別の人物を見て気づいた。 職場に…