映画監督エルンスト・ルビッチは1930~40年代にハリウッドで活躍した巨匠で、ビリー・ワイルダーや小津安二郎らに多大な影響を与えたのだそうです。そのルビッチの特集が渋谷のミニシアター、シネマヴェーラであり、大阪から友人が日帰りで観に来たので、私もお付き合いしました。「極楽特急」と「生きるべきか死ぬべきか」の2本を。 (極楽特急) 「極楽特急」はお洒落なラブコメですが、何と言っても「生きるべきか死ぬべきか」が面白かった。第二次世界大戦直前、ドイツの侵攻が始まったワルシャワを舞台に、「ハムレット」を上演していた劇団が諜報戦に巻き込まれる。役者夫婦と妻のツバメの空軍士官、その三角関係と、重要書類がゲ…