女優。 1955年4月29日生まれ。 大阪府池田市出身。明治大学文学部演劇学科卒業。 1979年にNHKの連続テレビ小説「マー姉ちゃん」でデビュー。83年放送の「おしん」の主役で人気を得る。以後、久世光彦演出のテレビドラマなど多数出演し、女優としての地位を不動のものにする。 夫は歌手・俳優の沢田研二。
宮沢賢治の生涯と「星めぐりの歌」の背景 宮沢賢治は岩手県花巻市で生まれました。病弱ながらも文学に目覚め、短い生涯の中で数々の優れた詩、童話を残しました。 「星めぐりの歌」は、童話「双子の星」に挿入された歌詞です。宮沢の生前には発表されておらず、死後になって初めて世に出た作品です。「銀河鉄道の夜」の中でもふれられており、賢治の初期の作品と思われます。 「星めぐりの歌」は、星座の特徴を短く切り取った幻想的な詩となっています。ただ、星座が羅列されているようにも見えますが、星座を見ながら宇宙を巡る旅に連れて行ってくれるのです。 宮沢の死後、「星めぐりの歌」は童話とともに発表され、代表作の一つとして高く…
第76回カンヌ国際映画祭において脚本賞(坂元裕二)と クィア・パルム賞を受賞した是枝裕和監督作品 クィア・パルム賞とはその名の通り 性的マイノリティを扱った作品に与えられる賞のこと この時点でネタバレなのですが(笑) 物語はガールズバーの入っている駅ビルの火災から始まり 麦野早織(安藤サクラ)はシングルマザー 小学5年生になる愛息、湊(みなと)(黒川想矢)の様子が最近おかしい 「豚の脳を移植した人間は、人間?豚?」と母親に質問をして 担任の保利(ほり)先生(永山瑛太)がそんな研究があると話したとか 洗面所で髪の毛を切っていたり ある夜突然いなくなり、廃線跡のトンネルで「怪物だーれだ」と1人叫ん…
さいたま市立大宮図書館所蔵 www.lib.city.saitama.jp 2024/12/06 大宮図書館より借入2024/12/14 読書開始2024/12/17 読了、大宮図書館へ返却 これだけ生きてきても全く知らなかったことがいっぱいある。本書の内容もその一つである。以下、「訳者あとがき」からの引用である。 二十世紀初頭、世界じゅうの叡智を集めた「人類の都」をつくろうとした人たちがいた。考案したのは、ノルウェー系アメリカ人彫刻家ヘンドリック・アンダーソンと、ブルジョア階級出身アメリカ人のオリヴィア・クッシング。面積二十六平方キロメートルと、品川区よりやや広いくらいの都市。そこに、「スポ…
1983年 松竹 監督:三村晴彦 製作:野村芳太郎 原作:松本清張 出演:田中裕子、渡瀬恒彦、平幹二郎 40年前の作品ですが、若かりし頃の田中裕子はドキッとするような妖艶さがありますね。この作品は時間軸の移動がありますので少し難解なところもありますが、時間軸として移動するのは渡瀬恒彦だけですので、若かりし頃のエネルギッシュな渡瀬と年老いた渡瀬を楽しむことができます。こうして見てみると鬼籍に入った俳優さんがたくさん出られていますので懐かしく見ることもできました。作品は、少年の視点、刑事の視点、そして現代になっての視点という3つの視点から構成されており、複雑な時間軸の移動が作品に独特の緊張感を与え…
純粋無垢にして残酷な、繊細にして危うく脆い、子どもたちの世界を描いたら、この人の右に出る者はいない。それは、どんな親も、どんな教師も、入り込むことのできない「聖域」だ。唯一、例外があるとすれば、それは誰にも言えない孤独を胸に秘めた大人だけだ。遺作となってしまった坂本龍一の音楽が恐ろしいほど美しい。「Aqua」は「戦場のメリークリスマス」に匹敵する映画音楽の傑作だと思う。 映画『怪物』 公式サイト
「本心」2024年11月13日(水)グランドシネマサンシャイン池袋にて。午後3時10分より鑑賞(シアター10/e-13) ~仮想空間に現出させた母。石井裕也が近未来の社会を描く コンスタントに映画を撮り続けている監督の一人に石井裕也がいる。ここ数年でも「茜色に焼かれる」「アジアの天使」「月」「愛にイナズマ」と監督作は枚挙に暇がない。 その石井裕也監督が監督・脚本を担当して、平野啓一郎の小説「本心」を映画化した。珍しく私は原作を読んでいたので、それをどう映像化したのか興味津々だった。 近未来の日本が舞台の物語だ。石川朔也(池松壮亮)は、母親(田中裕子)から「大事な話があるの」という電話を受ける。…
封切り三日目。 席数319の【SCREEN6】の入りは三割ほど。 工場で働く『石川朔也(池松壮亮)』は豪雨の帰り道、増水した川の畔に立つ母『秋子(田中裕子)』の姿を見つける。 次の瞬間に彼女の姿は消えており、『朔也』は母を助けようと濁流に身を躍らせる。 彼が正気付いたのは、それから一年近く経った病院のベッドの上。 母は亡くなっており、しかし彼女が生前に電話で告げた「帰ったら大切な話をしたい」との言葉が脳裏から離れない。 故人の膨大なライフログをAIに学習させ、仮想空間上に再現させる「VF(ヴァーチャル・フィギュア)」の技術は実用化されている。 母が伝えたかったことを知るために、『朔也』はその技…
一条真也です。10日の日曜日、日本映画「本心」をシネプレックス小倉で鑑賞。北九州市出身の芥川賞作家である平野敬一郎氏の長編小説の映画化です。母を亡くした青年のAIあるいはVRによるグリーフケアを中心に描いたミステリーでしたが、深刻なテーマながら面白かったです。 ヤフーの「解説」には、「平野啓一郎の小説『本心』を実写化したミステリードラマ。自らの意思で死を選んだ母親の気持ちを知りたいと願う男性が、母親をAIでよみがえらせる。メガホンを取るのは『愛にイナズマ』などの石井裕也。石井監督作『アジアの天使』などの池松壮亮、『ダンスウィズミー』などの三吉彩花、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』など…
1985年 東宝 監督:降旗康男 出演:高倉健、田中裕子、ビートたけし、小林稔侍、いしだあゆみ 鑑賞:BS松竹東急 降旗監督と健さんコンビの異色作品といった感じでしょうか。初見でした。この当時の田中裕子は綺麗といいますか色気を感じるようで感じない本当にいい女優さんだなぁって思います。福井の海と厳しい寒さの中で物語が進んでいきます。閉鎖的な村で生きる漁師とその妻たち、元極道の男(高倉健)、突然現れる水商売の女(田中裕子)とそのヒモのチンピラ(ビートたけし)それぞれ住む世界が違うもの同士がひとつの港町を舞台にトラブルを起こす様子が描かれていきます。見ものは健さんと田中裕子との不倫関係に落ちていくラ…
今日は休みだけど、今朝の撮影はなし。 夜中から朝まで、一回休みを挟んで執筆作業をするうちに、 途中で止めるわけにはいかなくなる。 とりあえず一つの章を書き終わって、 推敲作業は昼間にやることにする。 ところがまったく頭が回らなくて、 昼になっても何にも手につかない。 いくところはないけど、 散歩に出ることにする。 もちろん撮影目的の。 めまいがする。 所持金が少ないと、元気が出ない。 愛車のカブのタイヤがすり減ったので、交換に出している。 支払い分のお金を残しとかなければいけないから、 行動に制限がかかり、 気持ちに余裕がなくなる。 曇り空。 それも帰る途中には、青空も雲間に見え出して、 絵画…