観光ツアーで、企業の研修で、あるいは日々の通勤・通学で。私たちの様々な移動シーンを支える「バス」。中でも、「km」マークで知られる国際自動車グループが手掛けるバス事業は、100年以上の歴史で培われた「ホスピタリティ」を武器に、単なる移動手段を超えた価値を提供しています。その中核を担うのが、株式会社kmモビリティサービスです。貸切観光バスから、お台場を走る路線バス、企業の契約シャトルバスまで、多彩なサービスを展開する同社の第17期決算が公開されました。その内容は、累計損失を抱えながらも、自己資本比率50%超という強固な財務基盤と、1.6億円を超える当期純利益を両立する、興味深いものとなりました。…