研究所

変な言い方ですが、この頃、やっと喉声が出るようになってきました。研究所に来た頃は、裏声の混じったふわっとした声しか出なかったと思います。喉声は喉に良くないというし、聞くひとには汚い声に聞こえる気がします。けれど、ひよひよの声しか出なかった自分にとっては、やっと喉声が出た、うれしい、という感じ。もっとも、歌に使えるのは、もっと上の声を混ぜたものだろうとは思います。とはいえ、喉声を出すのは気持ちいいです。声楽の先生だったらダメと言うだろうけど、みたいな話を、トレーナーとして、いろいろな考え方がある、自分の正解を選んで作っていくんだと、改めて思いました。喉声から喉をはずして深くしていく、今度はこれに…

「プロの声楽家が選ぶ 本当に歌のうまい歌手ランキング」として、生放送で発表されます。30代以下と40代以上と、なぜか2つにランキングが区切られていますが、研究所のトレーナーが選ぶとしたら、ランキングの歌手に違いが出るのか興味深いところです。また、スタジオでは、島津亜矢さんなどのステージも予定されています。

ポーチの照明を追加しました。看板もよく見えるようになり、夜になっても研究所の場所がわかりやすくなったかと思います。

有能な人材を配置し、外部からも有能な人にいらしてもらって、発声の研究、指導をしているので、研究所としています。

私はヴォイストレーナーについて気にかけることは、ありません。引き受けている人についてだけです。研究所内でトレーナーを選んでいますが、すべての責任とともに、その配慮をしています。

発声と音声表現のＱ＆Ａブログ00.研究所の複数トレーナーへの共通Ｑ＆Ａ（同問異答）「Ｑ声によくない飲食物はありますか。」を公開しました。ご活用ください。

Ａ. 声楽家と一緒にやっていますが、オペラ歌手をつくりたくてやっているわけではありません。皆が、オペラ歌手をめざすこともよいことだと思っておりません。あくまで声の勉強としてのことです。オペラ歌手並みに声が使えるところまで、プロセスをおいて、あとは必要に応じて、ということです。