高齢化社会、それから若年層の貧困化がいわれている我が国では、人口の3割をしめる高齢者(65歳以上)が個人の消費支出の4割をしめているのだそうです。 将来のある若者の消費は社会の活性化、再生産につながるいわば投資、若い人たちにこそ豊かな消費生活を送っていただきたいところですが、高齢者に(できれば国内で)どんどんお金をつかっていただき、経済の活性化につなげてほしいところです。 その高齢者たちですが、老後に備えてためた金融資産が、80歳を過ぎても平均で1~2割しか減っていないことが内閣府の調査でわかりました。 年齢別でみた世帯あたりの金融資産額は年齢を重ねるにつれ右肩上がりに増え、定年時の60~64…