次女が小学校に入学して3週間ほど経った。小さな体の半分くらいに見える大きなランドセルを背負いてくてくと歩く様は我が子ながらとても可愛い。朝の支度が遅れて家を出る時間が遅れても、4つ歳の離れた姉は躊躇せず一人で家を出る。妹は泣きわめき逃げるように家を飛び出し、先を行く姉を追う。そんな賑やかな朝の日常。子供の成長はとても早い。長女は今年11歳になる。あと何年一緒にいてくれるのかなと考える。 石垣りんさんの詩にこんな一節がある。「あなたはちいさい肩に はじめてなにか、を背負う」「入学のその翌日からほんの少しずつ あなたたちのランドセルの重みは違って来るのだ。手を貸すことのできない その重み。かわいい…