第2章 ハツラツ脳の人は、こうして頭を柔らかく使う 「分別」が、トライしない「言い訳」を生む どんな人でも、60代、70代になれば、いわゆる「分別」が身についてくるものです。 この分別は、一般的には美徳として考えられていますが、その一方で、新しいものへの好奇心を抑制してしまうこともしばしばあります。 この分別があまりに強く働くと、現状に満足しているわけでもないのに、「たいていのことは想像できる」「この年になって、みっともない」「たかが知れてる」などと、新しいことへのトライを避けることが多くなります。 こうしたスタンスは、自分の培ってきた経験則によって出来上がったものですから、全否定するつもりは…