バンコク都のチャッチャート・シッティパン知事は2025年7月2日、LED看板のまぶしすぎる光が市民生活に与える影響に懸念を示し、光の明るさに関する明確な基準を設けるための新たな条例案をバンコク都議会に提出しました。 この条例案は、2025年版の建築物関連法令に基づき、自己発光する電光看板の明るさを規制するもので、都内全域に適用されることを想定しています。チャッチャート知事は、「現在、法的には“迷惑をかけないこと”としか定義されておらず、科学的な測定基準が欠けている。誰が悪いのかも判断しづらい状況。だからこそ、明確な基準を設けたい」と述べ、看板業者と市民双方にとって公正なルール作りの必要性を強調…