首都圏1都3県、約3,600万人の食生活を支える東京港。その一角、大井水産物ふ頭に、世界有数の規模を誇る一大コールドチェーン拠点を築く、東京水産ターミナル株式会社。日本の食料安全保障の最前線とも言える同社の、第53期(2025年3月期)決算公告が2025年6月13日に掲載されました。その内容は、巨額のインフラを運営する企業の現状と、未来に向けた大きな課題、そして挑戦を映し出すものでした。 20250331_53_東京水産ターミナル決算 第53期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 21,507 (約215.1億円) 負債合計: 15,553 (約155.5億円) 純資産合計: 5,954…