尾崎紅葉作の明治のベストセラー小説。新派等で舞台化も度々されている。
小説。尾崎紅葉作。1897年(明治30)から1902年まで「読売新聞」に連載、翌年新続編を「新小説」に発表、未完。金銭のため許婚の鴫沢(しぎさわ)宮を富山唯継に奪われた間(はざま)貫一が、高利貸しとなって宮や世間に対して復讐しようとする。三省堂提供「大辞林 第二版」より
小説。尾崎紅葉作。1897年(明治30)から1902年まで「読売新聞」に連載、翌年新続編を「新小説」に発表、未完。金銭のため許婚の鴫沢(しぎさわ)宮を富山唯継に奪われた間(はざま)貫一が、高利貸しとなって宮や世間に対して復讐しようとする。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
♬ 熱海の海岸散歩する 貫一お宮の二人連れ 共に歩むも今日限り 共に語るも今日限り・・・♪ (『金色夜叉』作詞・作曲:宮島郁芳・後藤紫雲) 大学の坂道を後輩のハチヤ君と地下食堂へ向かって、下っていた。 ハ「♪ あたみの~ フフフゥンフ~ さんぽするぅ~・・・」 私「おやまぁ・・・なんと古風な歌を口ずさんでんだねぇ~~・・・」 ハ「あ・・・はは・・・いえ・・・昨日テレビでの『なつかしの音楽』っていう番組を見てたから、つい頭に残っちゃって」 私「それで、金色夜叉? 今が昼さんぽの状態だから思い出したってわけ?」 ハ「はは・・それだけでもないんですけどね。きのうテレビでも言ってたんですけど、今日が金…
Noble Ame's Diaryをご覧の皆様、こんばんは! 今回は、和洋折衷のスタイルで知られる日本独特のアウター『トンビ』コートについてご紹介します。トンビコートは、日本の伝統的な和服と西洋のファッションを融合させたデザインが特徴で、歴史と文化を感じさせる逸品です。その背景や特徴、そして現代のファッションシーンでの役割について詳しく解説します。 日本生まれのコート『トンビ』:その歴史と魅力 1. トンビコートとは? 2. トンビコートの歴史 3. トンビコートのデザインと特徴 4. トンビコートの文化的意義 5. 現代におけるトンビコート 6. トンビコートの選び方とスタイリングのポイント…
尾崎紅葉『金色夜叉』は超のつくほど有名な小説であり、たいていの日本人がタイトルと作者だけでなく、主人公のお宮と貫一という名前、さらにはダイヤモンドに目がくらみ金持に嫁いだ宮を寛一が恨みぬいて復讐のために自ら悪徳の高利貸しになるという話であるということも知っているだろう。何度も映画や芝居にもなっているし、また歌謡曲にもうたわれた。熱海の海辺には貫一が宮を足蹴にする場面が像になって観光スポットとなっている。でも、紅葉の原作は会話部分は分かりやすいが、語りの美文調文語部分が私たちにはとっつきにくく読みづらい。現代ではあまり読まれないのではないだろうか。それでも読んでみる価値はおおいにあると私は思う。…
こんにちは!小町です。 山本文緒さんの「自転しながら公転する」を読んでいきたいと思います。 恋愛小説は久しぶりです。 作者の山本さんは2021年に58歳の若さで膵臓がんのため亡くなっておりますが、本作品は昨年松本穂香さん主演でドラマ化もされましたね。 悩める女性へ、強く生きていくためのメッセージが込められた作品です。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.lengt…
youtu.be 首尾稲荷神社 増上寺地 近く「来年の今月今夜、この月を僕の涙で曇らせてみせる」熱海の名前を全国に広めた明治時代の小説「金色夜叉」。明治30年1月~35年5月まで読売新聞に掲載された連載小説でした。尾崎紅葉が執筆中に亡くなったため未完成のまま終わっても、熱海を訪れる人が「お宮さんが蹴られたのはどこ?」と探すことから、大正8年には「金色夜叉」の碑が建てられたほど。物語の力って、すごいですよね。ドラマティックなセリフや物語でも、尾崎紅葉自身は江戸っ子気質で面倒見よく兄貴肌だったよう。その紅葉の産土神(うぶすながみ)である首尾稲荷大明神。家と家の間にはさまれるように建つ東京らしい小さ…
今週のお題「読みたい本」 15年ほど前に熱海の海岸を車で通過した時である。 熱海の海岸に”男性が女性を蹴飛ばしている銅像”があることを思い出しました。 何故に熱海にそのような銅像があるのか? 調べると尾崎紅葉の小説『金色夜叉』に出て来る有名な一場面とのことです。 お宮緑地|熱海市公式ウェブサイト 『何故、熱海の海岸で男性が女性を蹴り飛ばしているのか?』 ネット検索で詳細を調べれば理由はすぐにわかるけれど、 せっかくなので「金色夜叉」を実際に読んで理由を知った方が良いと思った。 それと「金色夜叉」という妙にカッコ良いタイトルは何なのか? 熱海から帰宅後すぐに本屋に行き「金色夜叉」を購入することに…
古新聞探究の会 会長モモ助登場(会員はカツピチ一人) モモ助が言うことニャー (マンチカン猫 9歳) 😺カツピチィ、そろそろ廃村で拾った新聞を読んで見ないかニャン。 👦そうだな、廃車ドカーンの調査で疲れたな、一休みするかな。 😿吾輩は、蛇の生殺しのままなのニャン、もうスッキリしたいのニャン。 👦そうだったな。 今日は、少年ジェットの時間を長く取ろうな。 😼そうなのニャン、少年ニャットをゆっくりとやるのニャン。 👦わかった、わかった。 それでは、いつもの出だしから 次の行先は、保之瀬バス停の予定でしたが、モモ助の気分しだいで、時々は、 廃村で拾った新聞を読んで見ようと思います。 😼そうだニャン、…
熱海に行ったときに見つけたマンホールのふた 花火と金色夜叉の名場面、お宮の松が描かれています 両方とも熱海の名物ですね
大学3年生になると、民法も佳境にはいり、債権法といういわば民法のひとつの『やまば』にはいってくる。そのなかで、金銭債務というのは、お金の貸し借りによる債務のことをいう。 いわゆる、明治のむかしから、「金色夜叉」などでのテーマのひとつ、借金である。民法では、特別な約束がないかぎりは年5パーセント、商法では年6パーセント(令和4年では民法・商法を問わず年3パーセントである)の利息を請求できると定められていた。 6月の雨の日、悪友たちと、たまり場で話していて、 A「おい、おかしいよ。今日、駅でもらったサラ金のテッシュをみたら、5万円借りると、月2,000円の利息払いとなってるぞ。ということは、単純な…
失敗の共有。 誰かがちゃんとやってくれるだろう、、、は、危険。 誰かと一緒に何かを計画をするときは、責任者を決めておきましょう・・・。 高齢の母を連れて姉と3人で温泉に行った。行こうと言い出したのは姉。私ももちろん賛成。最近では、私が1番旅慣れているので、私がホテルの予約をすることにした。近場がいいよね、ということでとりあえず場所は伊豆箱根に決定。私が個人的に海の見える露天風呂に入りたいなあと思ったので、熱海の海岸沿いのホテルを姉に提案してみた。一人当たり一泊2万円くらいで、海が見える絶景露天風呂があるというホテルを提案してみた。姉は、一泊15000円ぐらいでいいんじゃない、と言うけれども、め…