引用元:amazon.co.jp 宮本輝の原作も読んで、映画も随分前に観ていたけれど、レビューを書いていなかったことに数年経ってから気づいた 他の作品と比べても圧倒的なインパクトがあったのに、というかインパクトが強烈だったからこそ、そして単純なインパクトではなく、その背景にある、何ともならない貧しさとか、少年が想像する大人の社会とかを感じて、鑑賞後しばらく寝かせているウチに忘れてしまった 戦後間もない、しかし朝鮮動乱の特需もあり、貧富の差も生まれていた昭和31年の大阪 政府は同年7月の経済白書で「もはや戦後ではない」と宣言 終戦から10年が経った前年の1955年、やっとGDPが戦前を上回り、こ…