一条真也です。19日の夜、日本映画「金子差入店」をシネプレックス小倉で観ました。刑務所への差し入れが題材の物語なので、当然ながら犯罪が登場します。その犯罪の周辺にはさまざまなグリーフが渦巻いており、そこから多くのドラマが生まれます。社会の底辺で藻掻く人々に焦点を当てながら、彼らへのコンパッションを描き出した傑作でした。 ヤフーの「解説」には、こう書かれています。「刑務所や拘置所に収容された人々への差し入れを代行する『差入店』を営む一家の絆を描くヒューマンサスペンス。罪を犯した人々やその家族と向き合う店主の過去が、差入店の仕事を通じて明らかになる。監督・脚本は『東京リベンジャーズ』シリーズなどに…