大学の時の話。 1995年に就職活動をしていた頃、就職氷河期とも呼ばれ、中堅私大の者が就職するには厳しい時代であった。 大学の同じゼミの連中とも、内定をもらったとかいう明るい話は無く、名前も知らないような会社にさえ門前払いされたとか、一次面接で落ちたとか、会社説明会にさえも定員オーバーということで入れないこともあった。 そういう暗い話題をゼミの連中としているうちに、ゼミのメンバーの中でも稲垣吾郎似の田原に話が及んだ。 ゼミ生A:「吾郎(田原のこと)、お前どこらへんをまわっているん?」 吾郎 :「京都市内の会社が中心」 ゼミ生B:「銀行とか信用金庫か?」 吾郎 :「金融関係はダメだった。他もまっ…