東電元会長ら3人を起訴・裁判へ 検審が二度目の議決 - 朝日新聞(2015年7月31日)

http://www.asahi.com/articles/ASH7042B5H70UTIL00H.html?iref=comtop_6_01
http://megalodon.jp/2015-0731-1457-22/www.asahi.com/articles/ASH7042B5H70UTIL00H.html?iref=comtop_6_01

東京電力福島第一原発の事故をめぐり、東京第五検察審査会は31日、東電の勝俣恒久元会長ら3人について、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴すべきだとする二度目の議決を公表した。これを受け、今後は裁判所が指定した弁護士が3人を起訴し、裁判が始まる。原発事故をめぐり、刑事裁判に発展するのは初めて。
ほかに強制起訴されるのは、武藤栄、武黒一郎の両元副社長。
3人は、福島第一原発の安全対策を講じる義務があったのにそれを怠り、2011年の東日本大震災での津波による原発事故で、周辺病院の入院患者を避難中に死亡させるなどしたとして、被災者らから告訴・告発されていた。
東京地検は13年9月に3人を不起訴としたが、昨年7月に同検審が「起訴相当」と議決。今年1月に地検が再び不起訴としたため、同検審では2度目の審査に入っていた。起訴議決をするためには、11人の審査員のうち8人以上の賛成が必要だった。

デタラメ除染、やっと捜索 「動かぬ証拠」が掘り出された! - 週刊朝日(2015年8月7日号)

http://dot.asahi.com/wa/2015072900071.html

「危ない、止めて」
7月22日、福島県田村市都路地区の民家。そう声を上げたのは福島県警の捜査員。地中から1メートルを超えるような鉄製のガスボンベが掘り出された。トタン、電線、脚立、タイヤ、布などとんでもない量のガラクタが出てきた。
本誌2013年12月13日号は、東京電力福島第一原発事故で飛散した放射性物質の「デタラメ除染」ぶりを特報。都路地区の民家で除染作業をした際に、放射性物質を含んでいるとみられるガラクタなどを、許可なく庭に埋めて投棄した疑惑だ。
本誌記事で発覚から2年近くして、ようやく福島県警が重機を投入して、本格的な捜索を実施。本誌が報じた通り、大量のガラクタが山のように掘り出されたのだ。
22日の捜索では、ガラクタを集めては、計量して写真撮影を繰り返す。あまりに大量のガラクタに重機のオペレーターは、
「いくら掘っても出てくるよ」
とあきれ顔。

山本太郎vs安倍晋三ー暴かれたイラク戦争加担、米軍による無差別虐殺、戦争犯罪支える対米追従・安保法制(志葉玲) - Y!ニュース(2015年7月31日)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20150731-00048032/

30日、参院の安保法制特別委員会で山本太郎議員(生活の党と山本太郎となかまたち)が安倍首相と対決。航空自衛隊イラクで輸送したのは当初の「国連その他人道復興支援関係」と異なり、米軍関係者が約6割だったという「対米支援」だったという実態を追及。イラクでの米軍による無差別虐殺や、それに対する安倍首相の認識を鋭く指摘した。
安保法制をめぐる議論において、米国の独善的な戦争に日本も巻き込まれるのではないか、ということは非常に重要なポイントである。そのような意味で、イラク戦争で何が起きたか、今国会で検証することも必要だろう。

以下、昨日の山本議員の質疑の書き起こし。

山本太郎vs安倍晋三 イラク戦争の検証【全19分】 7/30

2015.7.30 安保特「原発への弾道ミサイル着弾の影響について〜想定していません」(山本太郎さん) - BLOGOS(2015年7月30日)

http://blogos.com/outline/125505/

2015.7.29 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会

....

憲法違反の法案に対して、対案を出せ、これよく聞きますよね、声高に、与党側から。これはただの詭弁です。論点ずらし以外の何物でもない。憲法違反の法案に対する対案は廃案であると、先日、参議院本会議で民主党北澤筆頭理事がおっしゃいました。そのとおり。
....

皆さん、分かりましたか、今の、テレビ御覧の皆さん。要は、前もってのちゃんとした避難計画であったりとかというものは、うっすらしか存在していないということなんですよ。今言いました事態の推移、この意味分かりますか。原発にもしも事故があったとしても、福島第一の、東電福島原発のような事故があったとしても、そしてそのほかに、今一番危険とされている、安倍総理、そして安倍内閣が声高に叫び続ける中国、北朝鮮からのミサイルがという着弾が原子力施設にあったとして、被害があったとしても、これ、事態の推移、要は、一度被曝していただくという話ですよ。実測値で測っていくしかないんだという話ですよ。

こんないいかげんな話あるかよって。誰の税金で食べて、誰のお金でこの国会が成り立っていて、そして霞が関も、そして永田町もやっていけているんだって。誰の命を守るんだという話でしょう。どうして真剣にやらないんでしょうね。こんな、一日三億円近く掛かる国会の審議と言いますよね、予算割っていったら。それを九十五日間も延長しておいて、実際その飛んでくるだ何だと言われているミサイル、もしもそれが着弾した後の最悪のパターンというものを考えていないんですか。あきれて物も言えない。国民の生命、財産、幸福追求権、これを守れるとは到底思えない。何もやっていないに等しいと思います。

.....

山本太郎 安倍総理原子力規制委員会原発に対する弾道ミサイル攻撃については関知していないんです。

これ、以前に自分の所属している内閣委員会でもお聞きしたことがあるんですよね。こうおっしゃっています。結論から申し上げますと、評価はしておりませんし、評価というのはそういう事故があった場合の評価はどうするのかということですよね、今後もやるつもりはありません。ミサイルはいろんな種類がありますので、どういったものが飛んでくるかも分かりませんし、どういう状況になるかということも想定できませんので、やるつもりはありません。

これ、困るんじゃないですか。今、この法案、十本のものを一本に束ねて無理やりやろうとしているこの法案、ゆう活といいながらみんなの夏休みを奪っているこの法案、どうします。

これ、やっぱり試算しなきゃ駄目なんですよ。原子力災害対策本部長って誰でした、原子力災害対策本部。総理ですよ。そうですよね。ということは、委員長、自分で勝手にできない。ひょっとしたらやりたいかもしれない。まあやりたくないでしょうけれども。だったら、総理が決断するしかないんですよ。

これはシミュレーションしてもらってください。いかがでしょう、総理。総理に聞きたい。

内閣総理大臣安倍晋三君) このシミュレーションにつきましては、先ほど申し上げましたように、各種テロや武装グループによる攻撃など緊急対処事態を主として、警察、消防、自衛隊など関係機関が参加した総合的な訓練を行っております。

原発に対するテロ攻撃を想定した訓練も行っておりますが、この原発への弾道ミサイル攻撃についてでございますが、この武力攻撃事態は、武力攻撃の手段、その規模の大小、攻撃パターンなどによって様々な想定があり得ることから、国民保護措置の実施に関する基本的な方針を閣議決定した国民保護基本方針においては、着上陸侵攻、ゲリラや特殊部隊による攻撃、そして弾道ミサイル攻撃及び航空攻撃の四つの類型を想定しておりますが、特定の量的な被害は記していないわけであります。

そして、弾道ミサイルなどの武力攻撃により原子力災害が発生した場合には、あらかじめ先ほど申し上げましたような形で避難等の対象範囲を決定することとしております。

山本太郎 ありがとうございます。

とにかく、答えは出せないんだと。それはそうですよね。これ、危機管理の基本って何だと。プリペア・フォー・ザ・ワーストですよ。最悪の事態に備える、これ当たり前です。でも、最悪の事態には備えていない。どちらかというと、見たくないものは見ない、耳は塞ぐ、でもやりたいことだけやっていく。それがたとえ国民のリスクにつながったとしてもやる。原発を見りゃ分かる。安全保障問題は誰のため。よく分からない。

本当に国民の生命、財産を守るためだったら、このミサイルが飛んできたらどうするかということに対して、核施設が直撃されたらどうするかということに対して、対策はもう既にできているはず。でも、それができていない。屋内退避ですって、その間に実測値測るって。なるほど、よく分かりました。

じゃ、お聞きします、田中委員長に。

これ、誰も教えてくれないんですよ。川内原発の場合、一号機原子炉内の核燃料百五十七体の放射性物質全て放出された場合、また、貯蔵庫の燃料六十四体、使用済燃料プール千百二十八体の放射性物質全て環境中に放出された場合、全てです、セシウム137基準でそれぞれ何ベクレルになるんですかと言って原子力規制庁資源エネルギー庁に質問したんですけれども、誰一人答えられないんです。

専門家である田中規制委員長、お願いします、短めに。

川内原発PWRの燃料一体から最大で何ベクレルのセシウム137の放出があり得るんですかね。知っているか知らないか。知っていたらその後続けていただいて結構です。知らなかったらそこでおやめください。お願いします。

○政府特別補佐人(田中俊一君) 燃料集合体の中の放射性物質というのは、燃焼度とか冷却期間とか、様々な条件によって変わります。当然、全体の量というものは把握しておりますけれども、全部が放出されるというようなことは想定しておりません。先ほど申し上げたとおりです。

関連サイト)
被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究:福島原発事故 - 東京新聞(2015年4月8日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015040802100010.html
http://megalodon.jp/2015-0731-1411-16/www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015040802100010.html

原発攻撃被害報告書 「福島」に生かされず
軍事攻撃による原発放射能被害を予測していた外務省の報告書。水素爆発した福島第一原発事故地震津波が引き金とはいえ、報告書が指摘していた「全電源喪失」の危機がシナリオ通りに再現された。三十年も前から原発潜在的な危険性を知りながら、反原発運動の広がりを恐れて公表を控えた外務省。原発推進を掲げた当時の国策の下で、都合の悪い情報をひた隠しにする官僚の隠蔽(いんぺい)体質が浮かび上がる。 (斎藤雄介)
「限定配布の部内資料(『取扱注意』なるも実質的に部外秘)」「外務省の公式見解でないことを念のため申し添える」…。高度な秘密性を裏付けるように、報告書には当時の国際連合軍縮課長が書いた「ことわりがき」が添えてある。
当時、同局の審議官だった元外交官の遠藤哲也氏(80)は本紙の取材に「記憶が確かではない」としながらも「ショッキングな内容なので(非公表に)せざるを得なかったでしょうね」と話した。同氏によると、一般的に部内資料は省外への持ち出しが禁止されており、報告書が官邸や原子力委員会などに配布されていなかった可能性が高い。
作成された二年後の一九八六(昭和六十一)年には旧ソ連チェルノブイリ原発事故が起きたが、その時ですら報告書の公表はなく、原発の安全対策に生かされることはなかった。
当時は米ソが核兵器の開発を競う冷戦時代。科学技術史が専門の吉岡斉・九州大教授(61)は原発の軍事攻撃を想定した報告書が公表されれば「国民の間で核兵器原発が一体的に連想されることを心配したのではないか」と推測する。
「国家と秘密 隠される公文書」(集英社新書)の共著者で、歴史学者の久保亨・信州大教授(62)も「原子力は、軍事に転用できる技術の最たるもの」と指摘する。久保教授が懸念するのは昨年十二月に施行された特定秘密保護法。安全保障やテロ対策などを理由に原発に関する情報が一段と制限され「闇から闇へ葬られかねない」と懸念を示している。

関連サイト)
原発への攻撃、極秘に被害予測 1984年に外務省 - 朝日新聞(2011年7月31日)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107300615.html
http://megalodon.jp/2015-0730-1522-01/www.asahi.com/special/10005/TKY201107300615.html

外務省が1984年、日本国内の原発が攻撃を受けた場合の被害予測を極秘に研究していたことがわかった。原子炉や格納容器が破壊された場合に加え、東京電力福島第一原発の事故と同じ全電源喪失も想定。大量の放射性物質が流出して最大1万8千人が急性死亡するという報告書を作成したが、反原発運動の拡大を恐れて公表しなかった。

山本太郎「原発がミサイル攻撃されたら?」 「国会質問」機にネットで大反響 - J-CASTニュース(2015年7月30日)

http://www.j-cast.com/2015/07/30241591.html?p=all

最後に、山本氏は、川内原発から最大でどのぐらいの放射性物質放出があるのかを重ねて聞いた。田中俊一委員長が放射性物質は燃焼度や冷却期間などで変わるため全部が放出されることは想定していないと答えると、山本氏は、「これね、再稼働なんてできるはずないんですよ、川内原発」と強く非難した。
安倍首相が原子力規制委で安全基準を満たしたものは再稼働する方針だと述べると、山本氏は、「規制委員会への責任転嫁」だと断じて質問を締めくくった。
この質問攻勢はNHKなどでも中継され、ネット上で話題になった。
ツイッターや山本氏のフェイスブックには、賛辞も相次いでおり、「分かりやすくていい質問!」「国防上の弱点を指摘したものでみごとだ」「そもそも原発を抱えて戦争なんてあり得ない」といった声が書き込まれた。
一方、山本氏への異論も出ており、「だからミサイル撃たせないように安保が必要なんだろ」「無限大に危機を想定しろと言っている」「意味がわからん やられるまえにやれってこと?」といった指摘もあった。

安倍首相が山本太郎に安保法制のインチキを暴かれた! 政府はやっぱり国民の生命を守る気なんてなかった! - litera_web(2015年7月30日)

http://lite-ra.com/2015/07/post-1336.html

ただ、こうした山本の主張をまともに取り上げ、安倍首相を追及しようというメディアはほとんどないだろう。これまで、山本がどんな本質的な問題を突きつけても、永田町にいる「政治の専門家」と称する連中はまともに相手にしようとせず、「どうせ山本太郎だから」と冷笑を浴びせかけてきた。
実際、今回もNHKニュースウオッチ9』をはじめ、ほとんどのニュースはこの山本議員と安倍首相のやりとりを一切無視した。比較的、安保法制の報道に力を入れている『報道ステーション』(テレビ朝日系)や『NEWS23』(TBS系)でさえ、である。
だが、メディアは山本のことをトンデモ扱いして無視する前に、もう一度、「国民の生命を守るため」と戦争法案をゴリ推ししながら、原発がミサイルの標的になるケースは一切考えていない首相のことを考えたほうがいい。トンデモなのは、明らかにこっちのほうなのである。
(水井多賀子)

首相「絶対」「断じて」「いささかも」断言連発の理由 - 朝日新聞(2015年7月31日)

http://www.asahi.com/articles/ASH7Z53QFH7ZUTFK00S.html?ref=yahoo
http://megalodon.jp/2015-0731-1157-52/www.asahi.com/articles/ASH7Z53QFH7ZUTFK00S.html?ref=yahoo

「絶対にない」「断じてない」「いささかもない」――。安倍晋三首相が安全保障関連法案の参院審議で、こんな断定調を増やしている。法案に対する世論の不安を払拭(ふっしょく)するためとみられるが、「断定」の根拠はというと、いま一つはっきりしない。

....

「戦争に巻き込まれることはないのか。世界の警察であるアメリカに言われたら断れないのではないか」と問われ「戦争に巻き込まれることは絶対にない」

「子育て中のお母さんと話すと、『徴兵制になるんじゃないの』という声を聞く」とただすと「徴兵制の導入は全くあり得ない。今後も合憲になる余地は全くない。子どもたちが兵隊にとられる徴兵制が敷かれることは断じてない」

専守防衛」の原則について問われ、「基本方針であることにいささかの変更もない」

米陸軍、兵士4万人削減へ 予算カットで - 朝日新聞(2015年7月10日)

http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0PJ2ZE.html
http://megalodon.jp/2015-0731-1436-41/www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0PJ2ZE.html

[ワシントン 9日 ロイター] - 米陸軍は9日、予算削減に対応するために、2017会計年度末までに、兵士4万人と文官1万7000人を削減すると発表した。
これにより、兵士の数は49万人から約45万人に減り、第2次世界大戦以降最低の水準になる。
2001年の同時多発攻撃前には約49万人だった兵士の数は、2012年には57万人にまで増えたが、その後削減されている。
国防総省は昨年、10年間で約1兆ドルの歳出を削減する計画を発表した時に、陸軍の兵力を縮小する方針を示していた。

“反安倍”歌う「制服向上委員会」のイマドキで真っ当な言い分 - 日刊ゲンダイ(2015年7月30日)

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/162214

そんな彼女たちを会場の片隅で見守っていたのが、所属事務所「アイドルジャパンレコード」の高橋廣行社長(63)だ。彼女らの楽曲の大半を作詞する高橋社長に、改めて狙いを聞いた。

「うちの事務所では顔やスタイルは二の次で、第三者の意見を素直に聞ける子を採用しています。挨拶ができなかったり、芸能界ズレしている子は即却下。今回の会見であの子たちが言っていたように、われわれが目指すアイドル像は『誰かの心に輝くアイドル』。それを実現させるため、まずは自分の身の回りで起こっている事象をきちんと自信を持って話せる人間になってほしいと思っています。あの子たちは私の考えの代弁者ではありません。活動を通じ、私はメンバーの人間教育の手伝いをしています」

制服向上委員会オフィシャルホームページ
http://www.idol-japan-records.net/ski/


制服向上委員会 ニュース

ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会【PV】

海外派兵の拡大に余地 参院特別委 首相「総合的に判断」 - 東京新聞(2015年7月31日)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015073102000121.html
http://megalodon.jp/2015-0731-0939-40/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015073102000121.html

礒崎首相補佐官 法的安定性損ねる暴言 - 東京新聞(2015年7月31日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015073102000128.html
http://megalodon.jp/2015-0731-0940-23/www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015073102000128.html

参院審議―歯止めなき「違憲」法案 - 朝日新聞(2015年7月31日)

http://www.asahi.com/articles/DA3S11890370.html?ref=editorial_backnumber
http://megalodon.jp/2015-0731-0947-30/www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p

(天声人語)安保関連法案に反対する声が広がり続けている - 朝日新聞(2015年7月31日)

http://www.asahi.com/articles/DA3S11890453.html?ref=tenseijingo_backnumber
http://megalodon.jp/2015-0731-0951-21/www.asahi.com/paper/column.html?iref=comtop_pickup_p

安保関連法案に反対する声が広がり続けている。平和主義と立憲主義が全国で語られた7月の言葉から。
アベ政治を許さない」。各地で一斉に掲げられた文字は、俳人金子兜太(とうた)さん(95)が書いた。首相と米国の関係を哀れむ。「でっち小僧が旦那になだめられたり引っぱたかれたり、時々菓子をもらったりして、いいようにされている姿を想像してしまう」
国は全自衛官との再契約を。元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄(たかお)さん(45)の主張だ。「本土防衛を前提とした服務の宣誓内容を、集団的自衛権の適用に沿って改訂させ、それができない隊員については、無条件で退職を認めることです」
「自由と平和のための京大有志の会」の声明書が共感を集めた。与党による言論への威圧にも憤る。〈生きる場所と考える自由を守り、創るために、/私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない〉
反戦を貫いた行動の人、鶴見俊輔さん。その死を、学生らの「SEALDs(シールズ) KANSAI」に属して法案に抗議する塩田潤さん(24)が惜しむ。「鶴見さんたちの存在があるから僕たちがある。鶴見さんたちが作った戦後の平和と民主主義を受け継ぎたい」
戦後70年の「安倍談話」に識者74人が共同声明で注文をつけた。先の戦争で日本が〈過ちを犯したことは潔く認めるべきであります〉。潔さこそが〈国際社会において日本が道義的に評価され〉る態度だ、と。数々の声に政権はどう応えるだろうか。

[記事(沖縄シンポ)翁長知事講演「基地の負担、国民全体で」 - 朝日新聞(2015年7月30日)

http://www.asahi.com/articles/ASH7Z3W12H7ZTIPE00F.html
http://megalodon.jp/2015-0731-1008-15/www.asahi.com/articles/ASH7Z3W12H7ZTIPE00F.html

尖閣諸島沖縄県石垣市)で何か起きたとき、沖縄ではどういう運命が待っているのか。私は日米同盟は重要だと認識しているが、それを最前線で過去も現在も支えている沖縄に対して本土が「思い」を持たないと、将来、(沖縄戦のような)歴史は繰り返すのではないか。
日本には品格のある民主主義国家になってもらいたい。自国民の沖縄にこういった形でしか対応できない国が、自由、平等、人権、民主主義という理念を世界の国々と共有できるのか。大変疑問だ。
米軍基地は、沖縄経済の発展にとって最大の阻害要因になっているということも言っておきたい。「沖縄は基地で食べているのだろう」という言葉が、いかに沖縄の人を傷つけていることか。アジアはどんなに経済が発展しても、戦争が起きれば終わりだ。沖縄は平和の緩衝地帯になり、日本とアジアの懸け橋になりたい。そう訴えていきたい。


パネル討論1―本土の識者3氏からの提言
http://www.asahi.com/articles/ASH7Z3W13H7ZTIPE00G.html
http://megalodon.jp/2015-0731-1010-33/www.asahi.com/articles/ASH7Z3W13H7ZTIPE00G.html

パネル討論2―日米関係、安全保障を問う
http://www.asahi.com/articles/ASH7Z3W13H7ZTIPE00H.html
http://megalodon.jp/2015-0731-1012-04/www.asahi.com/articles/ASH7Z3W13H7ZTIPE00H.html

パネル討論3―歴史ふまえ「溝」を考える
http://www.asahi.com/articles/ASH7Z3W14H7ZTIPE00J.html
http://megalodon.jp/2015-0731-1015-16/www.asahi.com/articles/ASH7Z3W14H7ZTIPE00J.html

厚木訴訟 米艦載機移転まで賠償 騒音被害の懸念は消えず - 東京新聞(2015年7月31日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015073102000126.html
http://megalodon.jp/2015-0731-0941-19/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015073102000126.html

(戦後の地層)<命と国家>(5)水 精神主義の強制 今も - 東京新聞(2015年7月31日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/Postwar70th/sengonotisou/CK2015073102000135.html
http://megalodon.jp/2015-0731-0942-03/www.tokyo-np.co.jp/article/feature/Postwar70th/sengonotisou/CK2015073102000135.html

集団の目的のため、個人に我慢を強いる考え方は、過大なノルマで自殺や病死に社員を追い込むブラック企業など今もはびこる。
実は精神野球の飛田は水は飲むように自著で説いていた。「つらい思いをさせれば、精神が鍛えられるという発想で教育現場が変質させたのかも」。開成高校(東京都)野球部の青木秀憲監督(44)は話す。進学校のため、全体練習は週一回。個人を磨くことに主眼を置いた指導で二〇〇五年、夏の全国高校野球の東東京大会ベスト16に進出。本やドラマの題材にもなった。
グラウンドから戦争色がなくなったのは「本当に最近」と感じる。「体操や水泳みたいにスポーツ科学が発達した国と競う機会が少なかったからかな」
試合ではサインを出さず、選手たちに考えさせる。「勝っても負けても別に教育上、えらいわけではない」。社会に出たら、何が役に立つかは分からない。
今夏は初戦敗退。卒業する三年生に、叱咤(しった)激励した。「まだ君らの野球は終わっていない」。等身大の自分を育てていけばいい。 (文中敬称略、福田真悟)

『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』青木監督のスゴすぎる5つのセオリー
http://sugubin.com/2013/06/07/5713

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジさん、被爆地訪問 - 朝日新聞(2015年7月31日)

http://www.asahi.com/articles/ASH7Y3FSHH7YPTIL00C.html?iref=comtop_photo
http://megalodon.jp/2015-0731-0950-32/www.asahi.com/articles/ASH7Y3FSHH7YPTIL00C.html?iref=comtop_photo

原爆投下からまもなく70年になる広島市に30日、英国の伝説的ロックバンドのメンバーが訪れた。「レッド・ツェッペリン」のギタリスト、ジミー・ペイジさん(71)。平和記念公園原爆死没者慰霊碑に献花したあと、「戦後70年間、広島が被爆したことは全世界の人の心にあり続けた。平和を祈りたい」と語った。