今回は森絵都さんの『宇宙のみなしご』を紹介します。 1995年野間児童文芸新人賞受賞の作品です。 いつからあるのか、とにかくずっと本棚にあるのだけれど読んでいなかったので、ついに読もうと決心しました。 名作らしいので、少し期待して。 目次 あらすじ 感想 最後に あらすじ 主人公兄弟は、屋根登りという遊びにハマっていた。 同級生のキオスク、七瀬さんの抱える思春期の葛藤を屋根登りを通して一緒に乗り越え、強くなっていく物語。 感想 彼らの脆さと力強さにグッときました。 すっごくいい。(語彙力失うほどだ) 中学生特有の闇を払拭するために、もがいて、恐れて、乗り越えようとする。 決心するのにとても勇気…