プロのボクサー、プロボクシングの選手のこと。 プロのライセンスを取得して試合を行いファイトマネーを得ている者を指す。 日本におけるライセンス取得資格は17〜30歳、裸眼視力0.6以上でジムに1年以上在籍。 ライセンス年齢制限は36歳。ただし現役王者・世界挑戦経験者・世界ランカーに限り37歳を過ぎても試合可能。 いわゆる「男の夢」の一つではあるが、近年は女性も増えてきた。
幼なじみの井上尚弥選手からボクシングを勧められ、元Jリーガーの選手であった山口聖矢さんが、プロボクサー試験に1年未満で合格し、晴れてプロボクサーの道へ進みました。足から手へと変わっても、共通するところはあるそうで、腰の重心の位置を下げる(低く)こと、腹筋よりも背筋(広背筋)が重要とのこと。スポーツの話ではありますが、声にも通じることだと思われます。
Fighter. ファイター
先月、息子がジムから帰ってくると、「2月か3月に試合があるけど出る?って言われたから、出たいですって言ったよ」 私「試合ってプロの試合?」 息子「そうだよ。」 私「ライセンス必要よね?」 息子「うん」 私「試合には出たいの?」 息子「出たい」 こんな感じの会話が続き、ライセンスを取得するための準備を始めるも、何から始めていいのか。 まずは健康診断🏥 どこでもいいわけではなく、JBCコミッションドクターがいる病院でないといけない。 しかも自費 19800円💸 アマチュアの戦績証明書発行 10000円💸 試合用のトランクスの作成 30000円💸 その他諸々😭 突然だけど、息子のモチベーションは高く…
予定日よりも早く生まれ、しばらく保育器に入っていました。小さい頃は小児ぜんそくや誤嚥性肺炎等で何度か入院し、保育園にも満足に通えない。職場にかかってくる電話に出るのが嫌になる日々でした。 「1歳を過ぎて体が成長してくれば、少しづつよくなりますよ」と先生に言われたけど、その1年・1ヶ月・1週間・1日がすごく長く辛い時間でした。 そんな体の弱かった息子が小学5年から始めたボクシングも7年経ち、今は高校3年生。コロナの影響もあり、会場での応援は殆ど出来ないまま10月に引退😭 今では休むことなく元気にボクシングをしていますが、台風が近づくと咳が出ます。 あの頃に戻れるなら「勉強もせずに、毎日ボクシング…
【76話】 俺がこの世界に踏み出した瞬間から、運命は既に繋がれていた。 二年間の「最強」という称号に対する興味は薄れ、ただ、避けられない運命を受け入れる準備ができていた。 俺の戦いの歴史は、二度の敗北に彩られている。 一度目はコジマに不意打ちで、二度目は小学三年生のとき、クラスメイトのミノルに一発も当てられずに敗北した。 その日、登下校中の些細なことが引き金となり、俺はミノルに殴りかかった。 しかし、彼は俺のパンチを全てかわし、カウンターのジャブで応戦。 俺は何度も攻撃を仕掛けたが、最終的には彼のストレートで倒された。 完敗だった。 後になって知ったことだが、ミノルの家はボクシングジムを経営し…
プロボクサーが現役引退を決意するタイミングとは、どんな時でしょうか?今回は世界的にファンの多かった山中慎介にスポットを当ててみました。 ■山中慎介は35歳で引退 プロボクサーは、選手寿命が短いことで知られています。具志堅用高に次いで歴代2位の防衛記録を持つ山中慎介が引退したのは35歳の時でした。「神の左」とおそれられた左ストレートを武器に防衛戦を勝ち進めていましたが、2017年に行われたルイス・ネリ(メキシコ)との試合で4回TKO負け、その後の再戦でも敗れたことから引退を決意します。奇しくもネリとの試合は13度目の防衛戦、勝てば日本記録に並ぶという場面であり、彼の無念さは想像に難くありません。…
選手寿命の短いスポーツといえば水泳やテニス、フィギュアスケートなどが挙げられますが、特に短いといえばボクシングではないでしょうか?今回は日本のプロボクサーの選手寿命について解説します。 ■プロボクサーは選手寿命が短め 日本のプロボクサーの選手寿命は、平均すると10年ほどと言われています。70歳を過ぎても現役で活躍する選手がいるようなゴルフやボーリングなどに比べると、非常に短いです。ルールがあるとはいえ、ボクシングは殴り合うスポーツです。ケガのリスクも大きく、気力・体力の衰えがパフォーマンスに影響しやすいためと考えられます。また、過酷な減量も無関係とはいえないでしょう。試合の度に10kg以上の減…
5月15日に大阪府にある井岡弘樹ボクシングジムにてボクシングのプロテストが開催されたので同行してきました。 今回、私の所属するボクシングジムからは現役高校生(A君)の練習生が受験しました。 彼はプロテストを受験するのは今回が2回目で、1回目の受験の時は、練習量も少なかったこともあり、本番で実力が出しきれず不合格になってしましました。 今回は前回の不合格だった悔しさをバネに、ボクシングの練習量を増やし、ロードワーク等のフィジカルトレーニングの量も増やした上に、プロテストに向けて4キロの体重を落とし今回のプロテストに挑みました。 会場はコロナウイルス感染予防のため撮影等ができなかったので、私が見た…
プロフェッショナルとは、技術や能力が優れていることを言います。しかし、ボクシングに限ってはそうとも言えません。ボクシングのプロとアマではどんな違いがあるのか解説しましょう。 ■プロとアマの違いとは ボクシングにはプロとアマが存在し、日本ではプロテストに合格したボクサーがプロボクサーになれます。アマチュア選手との大きな違いは「試合で賃金が得られる」という点です。プロボクサーになれば試合に出場し、ファイトマネーを得られます。知名度や人気が上がれば金額も増えますが、多くのプロボクサーはファイトマネーだけで生活できるほどの収入にはなっていないのが現状です。そのため、プロボクサーになっても生活のために他…